N de 旧形国電

Nゲージで旧形国電のキット製作を楽しもう!

2008-07

旧型国電の手引き 3

ピノチオ


出版元:ピノチオ
昭和56年8月刊
全45ページ

HOの旧国キットで名高いピノチオが出版した本です。
なんと申しますか、本当にHOで旧国をやる人だけ、のための本、という感じです。床下機器の詳細、「ブレーキ装置配管系図」、シートピットの寸法、クハ86・76のカオの各部の詳細な寸法などなど。う〜ん。

何を隠そうこのワタクシ、床下はめっぽう苦手であります。なんか付いてりゃいい、ぐらいに考えてるフシがあり、興味がない訳ではないのですが、ディテールアップをする気もあまりなさそうです。

実車の写真も少ないし、先述のディープな資料を除けば、取り立てて特筆すべきこともなく・・・、Nモデラーのワタシには、身に余る資料、という気がしています。やはり入手先はヤフオクなのですが、版数が少なかったかして、イイ値段まで上がるんだな、これが。

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世界の鉄道 ’79 特集:旧型国電

世界の鉄道79


世界の鉄道 ’79 特集:旧型国電
朝日新聞社 S53/11刊
全179ページ

こちらは銘打ってある通り、巻頭カラーグラフに始まり、全179ページ中50ページぐらいが旧国ネタとなっています。S53/11って、丁度流電なんかが80系に置き換えられた頃ですよね。各地のサヨナラ運転の写真が結構載せられていて、このあたりから急速に数を減らしていったことがよくわかります。逆に「今でも見られる旧型国電」のページは、本当の末期であるが故に、雑誌などでも取り上げられるようになった旧国たちで、比較的よく記録されている車両が多く、目新しさに欠ける気がするのはワタシだけでしょうか?
面白いのは救援車にスポットを当てたページで、各車の扉や窓の違いに焦点を当てた略図が載せられています。こういうのを見ると、全部作りたくなります(笑)。こちらは残念なことに車両配置表はありません(’78年版にある模様)。
この本もYahoo!によく出ますので、'72年版と併せてどうぞ! 


世界の鉄道 ’72  特集:C56・各国の国電

世界の鉄道72


世界の鉄道 1972年版
朝日新聞社
昭和46年10月刊

表紙がC56だし、特集:各国の国電とあるんで、一見旧国本に見えませんが、さにあらず。全195ページのうち、44ページがなかなかどうしてディープな旧国特集です。仙石に始まり、山陽・宇部・小野田まで、当時活躍していた各線の旧国が隈なく紹介されています。一部は車番付きですし、年代がら貴重な写真が多く載せられていますので侮れません。巻末に諸元表・車籍表もあり、これまた重宝します。大手出版社の本のせいか、版数も多く、ヤフオクでも手頃な値段で見つかるのもありがたい。お勧めですよ。

国鉄電車回想 III

国電回想2


国鉄電車回想 III
大正出版
著者:巴川享則
1998年12月刊
全152ページ

三部作の三部目、西日本編ですが、身延線や飯田線も掲載されてます。前に模型で再現する時代のことを書きましたが、その点において、こちらの本も、ちょっとワタシ的には古すぎだな。昭和30年代の写真が多いです。模型の資料としては個人的にイマイチですが、買収国電や木造車の写真もたくさん載せられているので、なかなか楽しくページをめくることが出来ます。

時々言葉遣いに現れますが、ワタクシ大阪の人間です。だもんで、実際に目にしたのはほんの一部ですが、やっぱり西日本方面の旧国に思い入れが強いんですよね。模型でも旧国と言えば飯田・身延・大糸が圧倒的に取り上げられる機会が多い(気がする)ので、余計にニッチな西側の車両に目が向くのかも。そんなわけで、同シリーズのIとIIは持ってないのでした。

しかし。この本の中でもっとも心惹かれたのは、カラーページの53007。前面の縦雨樋がなく、運転席窓はもちろん原形で、スカ色の凹み塗り。この姿が一番カッコエエ! 見とれてしまいますねぇ。晩年の姿に拘りたいワタシですが、このクルマはこの姿もアリやなぁ、などと、この本を手にする度に思うのであります。

サイドビュー 飯田線電車

飯田sideview


サイドビュー国鉄(JR)飯田線電車
白井良和 著
レイルロード刊
1999年8月
全120ページ(旧国は〜64ページ)
税込み4,515円

飯田線豊橋口で長年に渡って撮られた、車両の真横写真に主眼を置いた写真集です。地道な活動ですが、40年近くに及ぶ記録はやはり見応えがあります。マヨコの写真というのは意外に撮られていないんですよね。模型車両製作の視点では、ベンチレーター・避雷器・ATS車上子など、その設置位置がよくわかり参考になります。

沿線の走行写真、駅での並び、車両の正面の写真なども豊富に納められており、クモハ14が第一線で活躍していた頃の写真や、クハ18013のスカ色の正面写真などが目を引きます。あと、当時から走行写真であっても車番を記録されているところが、さすが!ですね。そのまま編成で再現したい、と思うモデラーの方も多いのでは。あらためて飯田線の旧国たちって、バラエティに富んでいたんだなぁ、と実感させられます。

全部モノクロですし、半分は旧国以降の新性能電車なので、お高い感じは否めませんが、こういった専門書の売上部数を考えるとやむを得ないのでしょうね。

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