工作技法によると、L字やT字にハンダ付けすることを、いも付け、と呼ぶそうです。しばしば間違って使われている記述を見かけますが・・・。
で、いきなり作業終了の姿。

この写真で気付かれる方は少ないと思いますが、皆さんには正直にお話しましょう、結構失敗しました・・・。

こちらでおわかりになりますでしょうか?

そう、歪んでます・・・。
昨日酔っ払ってたからでしょうか、少なくとも仮付けはうまくいってたつもりだったんですが、機嫌良く本チャンのハンダ付けを進めるうちに歪みに気付き・・・、もう今となっては昨日の失敗か今日の失敗かもわかりません。なんとか復旧しようとしたのですが、不可能でした・・・。
明らかに仮付けでうまく出来てた箇所も少しズレてしまったり、雨樋の割りピンが少し浮いてしまったり・・・。何のための仮付けやねん! 「コテ当てて、ハンダ溶かして修正すればいいじゃん」、という声が聞こえてきそうですが、ハンダしろと側板の間に結構スキマがあり、そちらにバッチリ流れたハンダは幾ら熱しても溶けないのでございます・・・・。
いも付け、侮れず、です。
マイッタなぁ、こういう、やり直しのきかなくなった失敗って、一気にやる気失せるねんなぁ・・・。一瞬、「ゴミ箱行き」が頭をよぎりましたが、ここまで進めてきたし、煮ても焼いても食えないほどの失敗じゃない、と思うことにして、続けることにしましょう・・・。でも、歪みって、プロポーションが崩れる、という意味では致命的ですよね・・・。
接合部のスキマにもハンダを盛ってみましたが、余計な所にも周り易いし、ハンダの性質上、満遍なく少し盛り上げて、というのが難しそうで断念。瞬着のお世話になることにしました。

やっぱり素人が2・3回で習得できるほど、ハンダ付け、甘くないっすな! 謙虚に精進しましょう。
さらに、考えても考えても、縦雨樋と横雨樋を繋ぎ合わせる方法が思いつかん(笑)。ここはくっ付ける前にもう少し検討しておくべきやったなぁ・・・・。プラ片を噛ます、もしくは瞬着を盛って整形、っちゅうことになりそうですが、狭い所なんで恐ろしく時間がかかると思われ・・・。
またも「ゴミ箱行き」が頭をよぎってしまいますが、いえいえ、ヘボなりに頑張って続けますよ。そう、模型の工作で一番大切なことは、ヘボだろうが、とにかく完成させること!です。失敗しながらでも完成させれば、それはそれで1両、途中で投げたらゼロでっせ。途中で放棄してスッキリした気になっても、どうせ次だって失敗するんやから、永遠に完成せーへんぞ、と自分に言い聞かせてます・・・。
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