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屋上機器ケガキ <Mc31000>

では本題へ戻って、屋根上のケガキです。

コレ使います。
panzy.jpg

タヴァサのパンジー、TN1101。
たったの315円で、中心線も四足のパンタ穴も一発で決めれちゃいます。あ~ら便利!

パンタ以外のケガキは、
前照灯
ランボード
信号炎管
避雷器
屋上ステップ
昇降用手すり
パンタ母管・作用管
避雷器アース管
パンタかぎ外し線
ガーランドベンチレーター(3列)
と盛りだくさん。

フリーハンドの管・線はメッチャ適当。少ない同系車の屋根上の写真や、模型誌の旧国記事を参考にしてますが、勝手にワタシが作りやすいように線を引いています(笑)。
 yanekegaki.jpg

パンタ作用管はカバー付きなのですが、厄介なのは、それが屋上ステップの下をくぐって設置されていること。エライ面倒な車両を選んでしもたもんや・・・。

今日も帰りが遅く、本日ここまで。明日はぐるぐるキリ回しですな。

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錦林車庫のPS11パンタ

あらためて実車の写真を見ると、クモハ31000のパンタ碍子は、台座枠の下に一段だけで、キットそのままでオッケーなことが判明。だもんで、どんどん進めます。

ブログ用に途中の写真を撮ることも忘れ、完成させてしまいました。
PS11sumi.jpg

一応カタチになりましたが、以下は反省点。
1.パンタ枠上部が本来の長方形ではなく下辺が短い台形のようになってしまったこと、
2.パンタ上昇時の落ち着きが悪いこと、
3.碍子部が垂直上に連なっていないこと。
だもんで、次回は、組立精度そのものに加え、
1.台座枠上部四隅の碍子を通す部分を曲げる際、下に入る碍子の厚みを考慮して曲げる必要があり
2.パンタ枠上部の突起をパンタ舟下部の穴に差込む時、歪みが出ないよう配慮するべし、
って感じです。

組み終わった感想ですが、基本的に難解な工作ではないものの、やはり微細なパーツを合わせてゆくので時間がかかります。イイお値段だけの細密さもあり、パーツにも必要充分な強度が確保されている点は好感が持てますね。少し気になるのは、上昇時の姿勢が美しく保てていないことで、接続部にゴム系の接着剤でも少量盛って誤魔化す予定ですが、これがワタシの初回故の組立精度の低さのためか、キットそのものにも起因するところがあるのか、今はわかりません。

なぜここまでして値段が張り、面倒くさく、ヘボるリスクのあるパーツに拘るかと言えば、
20070729184544.jpg
真ん中が今回のPS11、左がTomixのPS13、右がKATOのPS14ですが、ご覧の通り、定番のPS14流用は、随分ゴツくなってしまうからなのです。パンタはちょっとデカイぐらいの方が勇ましくてカッコイイという考え方もありますし、ここまでしてスケールに拘る必要もない、という考えも当然あると思います。ワタシも今後ずーっと、錦林車庫の同パンタを使い続けるかどうか、まだ結論が出ておりませぬ。ま、なんでもモノは試し、ということで。

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パンタ、PS11組立

屋根板へのケガキ・穿孔のつもりでしたが、パンタの位置をしっかり決めねば、パンタ配管のケガキも出来ないので、先にパンタから。PS11ですよ。使うのはこちら↓
kinrin.jpg

錦林車庫、ズバリPS11。
税込み1,050円ナリ。泣きそうに高いっ!
左下にちょこっと写ってるのがパンタの部品です。

こちらがアップ。
PS11.jpg

さあ、取り掛かりましょう!

車体を箱に組むのとは勝手が違い、説明書はあるものの、部品の曲げ方や組み立て方のイメージが沸きにくく、結構手が止まってしまいます。こちらは台座部分を切って曲げ終わったところ。
ps11p1.jpg
小さな円盤4つが碍子になる模様。一般的な碍子に比べて薄い(古い?)やつです。実車とは違うので、ここも手を加えねば。

パンタ上部の組み立てに移ります。舟の板はプライヤーでフリーハンド曲げ。こういうの苦手。難しいわけじゃないんですけどね。

切ってぇ、ゲート処理してぇ、曲げてぇ、合わせてみてぇ、
ps11tochu.jpg

1時間ぐらい作業しましたが、まだ終わらんぞ・・・。仕事の帰りが遅かったせいもあって、今日はここまでで力尽きました・・・。

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屋根板の加工 <クモハ31000>

今日は屋根板。最初に四隅の整形。

GMクハ55キットから取った屋根板ですが、四隅がダレとります。直角が出ておらず、内側にカーブを描いて丸くなっていますので、ゼリー状瞬着を盛ってヤスリがけ。場所によっては1度の盛付けで済まないこともあり、数回繰り返します。写真は作業終了後。
yanekado.jpg
エラそうに言いながら、ピシッとした直角を手作業で出すのはなかなか難しいですな。ま、こんなもんでエエっしょ。

屋根板で車体の歪みを矯正するために、車体側開口部より屋根板を瞬着で大きめにして、少しずつ削りながら、ギュギュッと入れるつもりでしたが、言うは易しで、やってみると簡単じゃねぇずらよ。ピッタリできた!と思って手を離すと、車体が元の歪んだ状態に戻ろうとする力で屋根板をパンッとはじき返しよる・・・。やっぱりハンダの力って強いんですねぇ・・・。心もとないんで、歪み矯正はほどほどにしておくことにして、屋根板の加工終了。
yanekari.jpg
まずまず、ですかね。

写真では判りませんが、実は一部スキマが出来てます。妻板上部の雨樋のラインも微妙にユラユラしてるもんですから、ピシーッと2つの曲線を合わせるのは、これまた簡単じゃございません。0.1~0.2mm程度のスキマですから、屋根板接着時に再び修正することにして、屋根板側の加工はこの辺にしておきましょう。

正直に申し上げて、キッチンさんのキットの寸法精度が非常に高いことに驚きました。妻の曲線ライン・車体長、ともにほとんど無修正ですが、ほぼドンピシャと言っていいと思います。当然と言えば当然かもしれませんが、こういうのは気持ちイイもんです。明日は屋根板へのケガキ、出来れば穿孔まで進めたいですね。

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キッチン クモハ31 工作再開!

旧国本紹介シリーズ、お楽しみいただけましたか?

夏休みから戻りましたので、工作を再開しましょう!
とは言いながら、実は旅行にもMc31000をお供させ、チマチマした工作を進めておりました。やっていたのは、
-雨樋縦管と上部雨樋接合部の整形
-車体四隅の整形
-屋根板の初期整形(バリ取り、ステップ切削)
といった、瞬間接着剤とヤスリで済む作業です。

屋根板はGMのクハ55のキットから取っています。パンタ周りのモールドを削る手間がない一方、フリーハンドでパンタ系配管をレイアウトする必要があるので、(クモハ41から取るのと比べて)一長一短ではあります。

以前からご覧頂いている皆様はご存知の通り、ハンダ付けによる車体組みで歪んでしまい、車体を真上から(真下からでも同じ)見ると、ボディラインが平行四辺形状態なのですが、屋根板をピッチリの寸法でハメることで、本来の長方形に矯正することを画策中。うまく出来るといいのですが・・・・。

ひとまず、雨樋接合部と側板妻板接合部の整形を終えた1位側の写真をアップしますね。
toitsunagi.jpg

瞬着は透明に近いため、この写真ではどこがどうなっているのかわかりにくいっすな。厄介なのは工作してる本人にも、工作度合いがわかりにくいことで、爪やらケガキ針やらでなぞって、どの程度スムーズに出来てるか確かめている始末です。これは皆さん同じですよね? 一通り終わってサーフェイサーでも吹けばスッキリするのでしょうが、真鍮キットでサーフェサーを吹く話は聞いたことありませんねぇ。

今更ながら、雨樋縦管を車体四隅整形前に取り付けたのは失敗でした。四隅の整形がやりにくいのなんのって。割りピンをスムーズに挿すため、という事情があったわけですが、次回の反省材料です。シル・ヘッダーや、幕板部なんて、ほぼ整形不可能ですわ。

明日から本格的な工作のペースを取り戻したいと思ってます!

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旧型国電の手引き 3

ピノチオ


出版元:ピノチオ
昭和56年8月刊
全45ページ

HOの旧国キットで名高いピノチオが出版した本です。
なんと申しますか、本当にHOで旧国をやる人だけ、のための本、という感じです。床下機器の詳細、「ブレーキ装置配管系図」、シートピットの寸法、クハ86・76のカオの各部の詳細な寸法などなど。う~ん。

何を隠そうこのワタクシ、床下はめっぽう苦手であります。なんか付いてりゃいい、ぐらいに考えてるフシがあり、興味がない訳ではないのですが、ディテールアップをする気もあまりなさそうです。

実車の写真も少ないし、先述のディープな資料を除けば、取り立てて特筆すべきこともなく・・・、Nモデラーのワタシには、身に余る資料、という気がしています。やはり入手先はヤフオクなのですが、版数が少なかったかして、イイ値段まで上がるんだな、これが。

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世界の鉄道 ’79 特集:旧型国電

世界の鉄道79


世界の鉄道 ’79 特集:旧型国電
朝日新聞社 S53/11刊
全179ページ

こちらは銘打ってある通り、巻頭カラーグラフに始まり、全179ページ中50ページぐらいが旧国ネタとなっています。S53/11って、丁度流電なんかが80系に置き換えられた頃ですよね。各地のサヨナラ運転の写真が結構載せられていて、このあたりから急速に数を減らしていったことがよくわかります。逆に「今でも見られる旧型国電」のページは、本当の末期であるが故に、雑誌などでも取り上げられるようになった旧国たちで、比較的よく記録されている車両が多く、目新しさに欠ける気がするのはワタシだけでしょうか?
面白いのは救援車にスポットを当てたページで、各車の扉や窓の違いに焦点を当てた略図が載せられています。こういうのを見ると、全部作りたくなります(笑)。こちらは残念なことに車両配置表はありません(’78年版にある模様)。
この本もYahoo!によく出ますので、'72年版と併せてどうぞ! 


世界の鉄道 ’72  特集:C56・各国の国電

世界の鉄道72


世界の鉄道 1972年版
朝日新聞社
昭和46年10月刊

表紙がC56だし、特集:各国の国電とあるんで、一見旧国本に見えませんが、さにあらず。全195ページのうち、44ページがなかなかどうしてディープな旧国特集です。仙石に始まり、山陽・宇部・小野田まで、当時活躍していた各線の旧国が隈なく紹介されています。一部は車番付きですし、年代がら貴重な写真が多く載せられていますので侮れません。巻末に諸元表・車籍表もあり、これまた重宝します。大手出版社の本のせいか、版数も多く、ヤフオクでも手頃な値段で見つかるのもありがたい。お勧めですよ。

国鉄電車回想 III

国電回想2


国鉄電車回想 III
大正出版
著者:巴川享則
1998年12月刊
全152ページ

三部作の三部目、西日本編ですが、身延線や飯田線も掲載されてます。前に模型で再現する時代のことを書きましたが、その点において、こちらの本も、ちょっとワタシ的には古すぎだな。昭和30年代の写真が多いです。模型の資料としては個人的にイマイチですが、買収国電や木造車の写真もたくさん載せられているので、なかなか楽しくページをめくることが出来ます。

時々言葉遣いに現れますが、ワタクシ大阪の人間です。だもんで、実際に目にしたのはほんの一部ですが、やっぱり西日本方面の旧国に思い入れが強いんですよね。模型でも旧国と言えば飯田・身延・大糸が圧倒的に取り上げられる機会が多い(気がする)ので、余計にニッチな西側の車両に目が向くのかも。そんなわけで、同シリーズのIとIIは持ってないのでした。

しかし。この本の中でもっとも心惹かれたのは、カラーページの53007。前面の縦雨樋がなく、運転席窓はもちろん原形で、スカ色の凹み塗り。この姿が一番カッコエエ! 見とれてしまいますねぇ。晩年の姿に拘りたいワタシですが、このクルマはこの姿もアリやなぁ、などと、この本を手にする度に思うのであります。

サイドビュー 飯田線電車

飯田sideview


サイドビュー国鉄(JR)飯田線電車
白井良和 著
レイルロード刊
1999年8月
全120ページ(旧国は~64ページ)
税込み4,515円

飯田線豊橋口で長年に渡って撮られた、車両の真横写真に主眼を置いた写真集です。地道な活動ですが、40年近くに及ぶ記録はやはり見応えがあります。マヨコの写真というのは意外に撮られていないんですよね。模型車両製作の視点では、ベンチレーター・避雷器・ATS車上子など、その設置位置がよくわかり参考になります。

沿線の走行写真、駅での並び、車両の正面の写真なども豊富に納められており、クモハ14が第一線で活躍していた頃の写真や、クハ18013のスカ色の正面写真などが目を引きます。あと、当時から走行写真であっても車番を記録されているところが、さすが!ですね。そのまま編成で再現したい、と思うモデラーの方も多いのでは。あらためて飯田線の旧国たちって、バラエティに富んでいたんだなぁ、と実感させられます。

全部モノクロですし、半分は旧国以降の新性能電車なので、お高い感じは否めませんが、こういった専門書の売上部数を考えるとやむを得ないのでしょうね。

美しき半流国電 -40・51系電車-

半流


いきなり表紙がスゴイですねえ。
こんな時代があったんやなぁ、と遠い目になってしまいます。
半流車の登場・発展・活躍が豊富な写真と共に紹介されており、なかなかユニークな本です。

長谷川明著
ネコ・パブリッシング (RMライブラリ60)
2004年8月刊
48ページ
税込定価1,050円
お買い物は→http://shopping.hobidas.com/shop/hobidas-syoten/681/0.html

この本の写真を見ると、クモハ51・54なんかが大阪型と呼ばれる理由がよくわかりますね。京阪神緩行で主役として活躍していた頃の写真がまとまって掲載されています。

晩年の姿を再現したいモデラーとしては、更新前のガラベンだ砲弾形前照灯だっちゅう姿は、少し古すぎなのですが、とはいえ全盛期の様子をうかがい知ることが出来る楽しい本です。よくわからないのですが、この時代の旧国って、総じて車体がキレイ気がします。単純に経年によるボロが出る前だからか、当時は旧形と言うほど古くなく、主役だからキレイにしてもらってたのか、国鉄側の車両保全に関する体制の変化のせいか。

半流に続いて、32系とか43系とかも出してもらえると嬉しいですね!

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旧型国電50年 II

旧国50


沢柳健一著
JTBキャンブックス
2003年8月刊
223ページ
税込み1890円

旧国関連の著作も多い、重鎮の本であります。スゲェなあ、こんな昔から旧国撮ってんだなあ、とつくづく感心させられます。先の2冊は1970年前後3年ぐらいの撮影にほぼ統一されているので、なお更そんな印象を強くします。山手線のモハ11ですもんね(笑)。改造・更新に関わる現場の評判や筆者ご自身の感想などの記述もあり、なかなか興味深いところ。車番ごとの車体更新時期や工場による改造形態の違い等が表で示されていて資料度も高い一冊です。写真のサイズが小さいのは残念ですね。

旧国の模型を作ろうとする時、いつの時代の姿にするか、というのは、本来大きな命題であるべき気がするのですが、少なくとも雑誌で取り上げられている作品を見る限り、晩年の姿が圧倒的に多い気がします。テツは誰しもが「あと5年早く生まれてれば・・・」と思うもの、とワタシは信じて疑わないのですが、とりわけ撮り鉄は、自分が撮り始めた時代のちょっと前(見たけど撮ってない)にやたら憧れがあるのではないでしょうか? ワタシは蒸機の撮りもやりますが、今日現在日本国内で復活蒸機を熱心に撮られてる方々は、40~45歳あたり、つまり全廃の1975年を8~13歳ぐらいで迎えられた方が多い気がするのです。

話が大きくそれましたが、旧国を模型で再現する際に、晩年の姿を取り上げるケースが多く見られるのは、そんなあたりが関係あるのではないでしょうか? かく言うワタシもやっぱり晩年の姿に拘って作りたいのです。ダブルルーフのモハ11なんてピンとこないし、張り上げ屋根のモハ51なんて言われても、どうもしっくりこない。原形の窓枠とかルーバーとか運行灯窓なんて聞くと、「おっ」と思うくせに、本来のオリジナルの姿にはワクワクしない、というのは、何故でしょね。マニアっちゅうのは不思議な生き物で・・・。

そんな理由で、旧型国電50年 I、は持っていないのでありました。

こちらもまだ書店やweb通販で入手できるようです。

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最盛期の国鉄車輌 1&2

いやはや、こんな本が21世紀になって出版されるとは想像もしませんでした。まずはネコ・パブリッシング殿の英断に敬意を表したいと思います。
guidebook


ガイドブック 最盛期の国鉄車輌 1(戦前型旧性能電車)と2(戦後型旧性能電車)
ネコ・パブリッシング
浅原信彦著
1は2004年8月、2は2005年7月刊
それぞれ238ページ、271ページの大形本です。

前回ご紹介した旧国ガイドブックと同じ著者によるもので、ヨンサントウ改正頃に在籍した旧国全種を紹介する本であることには変わりないのですが、こちらの方は、より実車の写真に重点が置かれている感じです。この本も初めて手にした時は興奮しましたねぇ、今まで見たことのないクルマがページをめくる度に飛び出てくるもんですから。印刷技術の向上かデジタル化によるものか知りませんが、同じ写真にも関わらず、明らかにこちらの方が見栄えがするのも特筆に値します(ワタクシがチャレンジしているMc31000を見比べていただければ明らかです)。ただ、各形式の概要や変遷を体系的に掴むには前著の方がよりわかりやすかったかも。また形式図が小さく、寸法が手書きのため、モデラーとしてはこれまた前著の方がより見易いのも事実です。といっても写真が多い、ということはそれだけで掛け値なしに素晴らしいっす! 

そんなわけで似て非なる2種の書籍、やはり両方手放せませぬ。
こちらはまだhttp://shopping.hobidas.com/shop/hobidas-syoten/index.htmlで手軽に入手できるのもありがたいですね。それぞれ2200円・2800円でございます。

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ハンダ付け修正ほか <Mc31000>

さて、それじゃあ雨樋の接合部でも手ぇつけていきましょか。
こういう自信のない工作は、もちろん目立たない非運転台側からよん。
真鍮線そのものはまだ固定されてませんので、下側の位置を合わせ(車体裾の線より少しだけ下に飛び出しているのがミソ)、真鍮線を固定しつつ、水平方向の雨樋が交わる妻板両肩に、ゼリー状瞬間接着剤を爪楊枝で盛り付けて、固まるのを待ちます。

・・・・・・。

結構時間かかるのね。瞬着硬化スプレーってボナさんの工作室http://www2.odn.ne.jp/bona-fide/cement.htmで紹介されてますけど持ってません。やっぱりあると便利そうやなぁ。5分ぐらい経ってもプニョプニョしてて、どのぐらい待てばエエんかわからん・・・。
4itoi.jpg
写真じゃ盛ったところはわかりにくいですが。
この4位側は、仮付けでうまく合ってたのに本付けでズレてしもた場所です。特に下側は目に見える隙間が出来てしもた・・・。いつまでもクヨクヨするのはやめよう・・・。

ポケーッと待っててもしょうがないんで、ハンダ付けの最後っちゅうことで、乗務員室の扉をハンダ付け。ワタシのパソコン、「じょうむいんしつ」で変換すると、必ず「常務陰湿」と出ます。常務が陰湿とは限らんと思うのですが、変換ソフトメーカーのユーモアか? アナタのパソコンではいかが?

実車の乗務員扉は窓の上に凹みがあるタイプで、タヴァサのパーツに変えるつもりだったのですが、何故か天地の長さがパーツの方が短く、コトここに至ってはディテールに拘って面倒な工作をするより、とっとと仕上げてしまいたいんで、キットの部品をそのまま使うことにしました。悲しいかな初心者、いも付けの際結構な量のハンダを、扉がはまる凹みへ流してしまってたので、まずはガリガリそちらを削ってから。
jyomuindoor.jpg

作業中に500mmの窓枠パーツがパラッと外れてしまいました。またもやり直しじゃーん♪ 瞬着は熱に弱いらしいので、覚悟はしてたものの・・・。もうこのぐらいのことじゃメゲませんよ。とことん楽しんでやる!

結局雨樋接合部の工作まで辿り着けずの一日でした。

<お知らせ>
明日より夏休みの休暇で一週間ほど留守にしますので、工作ネタはしばしお預けです。毎日タイマー投稿で手持ちの旧国本をご紹介しますので、引き続き遊びに来てやって下さいませ。

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車体組み終了 <Mc31000>

工作技法によると、L字やT字にハンダ付けすることを、いも付け、と呼ぶそうです。しばしば間違って使われている記述を見かけますが・・・。

で、いきなり作業終了の姿。
imosumi.jpg

この写真で気付かれる方は少ないと思いますが、皆さんには正直にお話しましょう、結構失敗しました・・・。

こちらでおわかりになりますでしょうか?
yugami.jpg
そう、歪んでます・・・。

昨日酔っ払ってたからでしょうか、少なくとも仮付けはうまくいってたつもりだったんですが、機嫌良く本チャンのハンダ付けを進めるうちに歪みに気付き・・・、もう今となっては昨日の失敗か今日の失敗かもわかりません。なんとか復旧しようとしたのですが、不可能でした・・・。

明らかに仮付けでうまく出来てた箇所も少しズレてしまったり、雨樋の割りピンが少し浮いてしまったり・・・。何のための仮付けやねん! 「コテ当てて、ハンダ溶かして修正すればいいじゃん」、という声が聞こえてきそうですが、ハンダしろと側板の間に結構スキマがあり、そちらにバッチリ流れたハンダは幾ら熱しても溶けないのでございます・・・・。

いも付け、侮れず、です。

マイッタなぁ、こういう、やり直しのきかなくなった失敗って、一気にやる気失せるねんなぁ・・・。一瞬、「ゴミ箱行き」が頭をよぎりましたが、ここまで進めてきたし、煮ても焼いても食えないほどの失敗じゃない、と思うことにして、続けることにしましょう・・・。でも、歪みって、プロポーションが崩れる、という意味では致命的ですよね・・・。

接合部のスキマにもハンダを盛ってみましたが、余計な所にも周り易いし、ハンダの性質上、満遍なく少し盛り上げて、というのが難しそうで断念。瞬着のお世話になることにしました。
sukima
やっぱり素人が2・3回で習得できるほど、ハンダ付け、甘くないっすな! 謙虚に精進しましょう。

さらに、考えても考えても、縦雨樋と横雨樋を繋ぎ合わせる方法が思いつかん(笑)。ここはくっ付ける前にもう少し検討しておくべきやったなぁ・・・・。プラ片を噛ます、もしくは瞬着を盛って整形、っちゅうことになりそうですが、狭い所なんで恐ろしく時間がかかると思われ・・・。

またも「ゴミ箱行き」が頭をよぎってしまいますが、いえいえ、ヘボなりに頑張って続けますよ。そう、模型の工作で一番大切なことは、ヘボだろうが、とにかく完成させること!です。失敗しながらでも完成させれば、それはそれで1両、途中で投げたらゼロでっせ。途中で放棄してスッキリした気になっても、どうせ次だって失敗するんやから、永遠に完成せーへんぞ、と自分に言い聞かせてます・・・。

※※※
リンク欄に、当ブログの掲示板を開設しました。コメントいただいた内容に貴重なものが多く、古い記事と一緒に埋もれてしまうのはあまりに惜しい、と考えたためです。勝手ながら、これまでのコメントは、投稿いただいた方になり代わって、当方がコピーさせていただきましたのでご了解いただければ、と存じます。以降の書き込みは、コメントでも掲示板でもどちらでも構いませんが、コメントでも広く皆様の役に立つ、と判断される内容は、当方の判断で掲示板にコピーすることもありますので、併せてご理解いただければ、と存じます。

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やっと車体仮組み <クモハ31000>

いやいや、ホンマにようやく、っちゅう感じですな。
うまく出来るでしょうか? ちょっと緊張します。

シル・ヘッダーを基準に合わせますが、ハンダごてに片手を使いますんで、もう片方の手でピッタリ合わせた状態を保持するのに一苦労。

まずは素手でやってみます。案の定アチチッ、でお話にならず。
次。側板を靴箱にセロテープで貼って、妻板をピンセットで持ってトライ。まずまずですが、これもピッタリ合わせるのにやや心もとない感じ。

結局軍手を二枚重ねで片手で両板をピッタリ合わせ、ハンダ付け。これが一番しっくりいきました。

世の中にはホルダーもあるようなので、持っていると便利なのでしょうね。

L字にそれぞれ組んだ後、箱形に残り2箇所をさらに仮付け。接合部上部もしくは下部に一箇所チョンっとハンダを流すのみに留め、直角・平行がしっかり出た箱に組めているかチェックします。マズければ再度ハンダを当てて微調整、のはずですが、うまく出来た様子

今日は出来上がりの図ばかりですが、2位側。
karigumi2i.jpg


4位側から。
karigumi4i.jpg


1位側から鳥瞰。
karigumisumi.jpg


今日はお友達のおウチで楽しく飲んできて遅くなってしまったので、ここまでにしときます。明日は全体にしっかりハンダを流し、ヤスリで接合部のカタチを整えていきます!

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箱組みの前に雨樋を <Mc31000>

昨日の記事でも少し触れましたが、妻板と側板をつなぐノリシロ部と雨樋止めの割りピンが干渉しまくりで、箱組みした後では割りピンを刺せそうにありません。ということで雨樋を箱組みの前に取り付け、側板と妻板をハンダ付けすれば雨樋割りピンも同時にハンダ付けされる、っちゅう格好へ持っていきます。

ところがこれがよぉ、入れにくいのなんのって!!
pinontoi.jpg
こうやって、割りピンを真鍮線0.4mmに跨がせて、割りピンの根元をピンセットで締めて、妻板に開いている穴へ立てて、一気に押し込んで通すわけですが、文書で2行のこの作業、泣きそうなぐらい時間かかりました・・・。

こちら、通した図。
toiside.jpg
割りピンとノリシロの位置関係がおわかりいただけるかと。

今日はここまでで充分疲れた・・・。箱組みは明日に延期・・・。
toisumi.jpg
何かくっつける度にそれらしくなってくるような気がして少し楽しい。しかしシル・ヘッダーのせいで、どうしても雨樋の浮きが実車より大きい気がします。シル・ヘッダーの厚みが実物の縮尺以上に厚いんでしょう。お陰で、上部の雨樋に比べて随分飛び出た格好です。そういや、この雨樋の接合部分をどう処理するのか、これまたアタマが痛いっす・・・。

明日こそは箱組みやるゾ!!

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箱組み準備 <クモハ31>

平面で作業した方がやり易い作業はほぼ終了。箱組みの準備として、細部を整えます。まずは外板・内板・雨樋を折り返した際、そのまま残っていたツナギ部分をこいつ↓で切削。
tekkoyasui.jpg

ツボサン 鉄工ヤスリ 細目と油目。
紹介済みのhttp://ihc.monotaro.com/で購入。それぞれ千円前後。真鍮初心者なので「必需品」とまで言い切れませんが、幅広の大きなヤスリは一つ持っておくと便利だと思います。油目(細目より細かい)一つで十分かな?

妻板両サイドにある、側板とのノリシロ(何と呼べばいいのかわからない)部分を直角に折り曲げ、側板との接合具合をチェック、雨樋近辺がどういう構造で繋がるのか確認し、残っていた余計なツナギ等々も切削。

正面貫通路の渡り板は撤去。下ろした状態にしたいので追って別パーツ化です。貫通扉も実車は上部の凹みがないようなので、ハンダで埋めてしまいました。
kantutobira.jpg


準備完了。
hakogumimae.jpg

雨樋を丸管にしたり、手すりをバンバン別パーツ化したりと、余計なことをしているもんで、先のノリシロとあちこち干渉してしまい、この後も面倒な作業が出そうです・・・・。しかしこうやって見ると、結構側板、ヘナヘナ曲がってますねぇ・・・。さて、明日は上手に箱組み出来るでしょうか???

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再び非運転台側妻面加工 <31000>

いよいよ車体組みが近づいてきましたが、非運転台側妻面の雨樋のことを忘れておりました。
tsumabefore.jpg
前面が丸管であれば、こちらも丸管であることは、リンクさせていただいている「我が心の飯田線」・「旧形国電の記録」に掲載されている、別のクモハ31の画像で確認できます。前面と同じように片側3箇所の穴開けです。

そして、貫通扉の戸袋窓。
先日原口様にコメント欄でアドバイスをいただき、自分でもあらためて考えてみたのですが、やはりここは、原形木枠だった可能性の方が高いと思うんですよね。

「こんな場所、連結したらほとんど見えないんだからいいじゃん!」とささやくもう一人の自分も居るわけですが、腕が許す範囲でちょっとでも実車らしくしたいのが人情というもの、やりましょう。

登場いただくパーツはもちろんこちら。
partswaku.jpg
タヴァサのPW-449、その名もズバリ、旧国用窓枠パーツセット。ものすごーく線が細くて、切り出しにくいのなんのって。いともたやすく、ヘナッてなります。文句を言っているのではありません、そのぐらい寸法・見栄えに配慮された精密パーツです。600mm幅のものを使います。

左右は見事ドンピシャ、天地方向もシル・ヘッダー間の長さにピッタリ。当たり前のようですが、気持ち良く合います。キッチンとタヴァサのコラボレーション。
tsumaend.jpg


ホラ、これが正調!って感じがしませんか?!

非運転台側の貫通扉の戸袋窓をHゴム固定にするのって、側面扉の戸袋窓をHゴムにでもしない限りやらないのでは、というのがひとまずのワタシの仮説です。しかし、実際はどうだったのでしょうね?

どなたか詳しい方・山ほど旧国の資料をお持ちの方・Mc31000を実際に見てよく記憶されている方、「この戸袋窓はHゴムだったよ」なんて親切に教えていただいても、もう戻す気はありませんので・・・・。

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前面穴あけ終了 <31000>

使うパーツも決まったところで、穴あけ開始。
ケガいて、ドリル当てて、ピンバイスをグリグリ。
ウインドシル下左側の手すりで、2箇所目の穴がまたしてもズレてしまい、やり直しにもう一箇所開けてる最中、とうとう

パキッ!

折れました・・・。
悔しい・・・。
630円がパー。

0.3mmって、ピンバイスに固定する際の芯出しが難しいじゃないですか、だからキライ。ちなみにワタシはピンバイス2本所有で、1本は0.3mm専用、もう一本を他のサイズ交換用にしてます。

気を取り直して穴あけを進めます。やり直しの箇所は0.4mmにしました。実際に手すりを接着する時にしっかり埋めるよう気をつけねば。

で、全部終了!
kaoanasumi.jpg
こうやってみると、なかなか壮観じゃ。

後で実車の写真を見て、避雷器アース線が車体に突っ込む場所の穴開けを忘れていることに気が付きました・・・。明日やりましょ。

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前面ステップと手すり <Mc31000>

簡単に済んでしまうかと思いきや、まずはパーツ箱から該当品を探すのに一苦労。なぜって、
20070710073139.jpg
こんなに種類(在庫)があるからでございまして。
左上→右下に(全てタヴァサ)、
PN024 屋上用手すりセット(1mm幅ヒゲ付き)
PN436 電車用手すりセットB
PN443 クモハ52用手すりセット
PN457 旧型国電用前面手すり
PN474 73系用前面手すり
PN1404 旧型国電用手すりセット一般用
選び放題のパーツ天国、はたまたどれを使っていいのかわからないパーツ地獄か。024は一目瞭然なのでさておき、残りの5点は、一部同じパーツが含まれているので似たり寄ったり、とも言えるし、457に含まれる幌吊は他には入っておらず、となかなか厄介です。タヴァサさんのHPに詳細が書かれてありますがhttp://www.tavasa.jp/tavasasite/daterroom/tesuri.htm、これで完璧に理解出来る方はいらっしゃいますまい。ここはダブリも覚悟である程度揃えるしかない気がします。今回は既に手付けの474から取ることにします。

夜な夜なの工作による寝不足のせいもあり、パーツを並べて首をひねっているだけですっかり疲れてしまい、本日は工作なし、です。

これだけじゃ寂しいので、基本工具のピンセット。
pinset.jpg
左から、
ミネシマ F-104 鷲口ピンセット
Hozan P-88 高級ピンセット
タミヤ 74003 ツル首ピンセット。
タミヤのピンセットをずーっと使っていたのですが、やはり極小のパーツには無理があり、左の2点を最近買い求めた次第。ミネシマのはフツーにオッケー。特筆すべきはHozanで、握りのバネが固めなんですね。どうでも良さそうなことですが、コレがなかなかどうして心地よいです。オススメします。ちなみにこちらでお買い上げhttp://www.monotaro.com/。もの凄い数のピンセットが出てきてクラクラと目眩がしそうですが、他の工具・材料も含めて見てるだけで面白いです。ご参考までにこちらhttp://www.daikitool.com/fontax_tweezers/index.htmのサイトには8千円を超えるピンセットまであって、卒倒しそうになります。ただ、想像するに、8千円のピンセット使ったって、ピィーンとパーツ飛ばして無くしちゃうことには変わんないですよねぇ、多分。 

それではごめんくださいまし。

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クモハ31000の顔 雨樋・パンタ配管

お顔の加工を続けます。
昨日のヤスリ跡ですが、耐水ペーパーをかけて修正しました。まだ痕跡が残っていますが、爪を立てても引っかからないので、塗装で消える程度と判断(希望?!)しとります。

今日は雨樋縦管。丸管なのでキット付属の雨樋は使えませぬ。0.4mmの真鍮線を使います。押さえ止めの割りピンですが、手元の在庫は、
waripin.jpg
銀河モデル N-049 36本入
RLF 234 0.35mm用 92本入
RLF 235 0.4mm用 88本入
RLF 236 ヒゲ付き0.2mm用 76本入
RLF 241 横型2列0.2mm用(ピッチ狭い) 88本入
ボナ P-007 配管止めセット(主として2連用) 3種143本入
といった状態。雨樋とパンタの母管(それぞれ0.4mm真鍮線)にRLFの235、パンタ作用管(0.2mm真鍮線×2)にボナのP-007を使うことにします。それにしても、RLFの割りピンシリーズって、すごいですな。14種類もありまっせ。

写真と睨めっこしながら、穴あけ位置を決めて、0.4mmのドリルにて。一本割りピンを挿してみると、こんな感じ。
toi.jpg
この割りピンはU字形で、都合2本の足を穴に挿す必要があるわけですが、これが結構入れずらい。一本足の方が挿し易いでしょうが、見た目はどのぐらい違うんでしょうね。持ってませんが、マッハ模型さんの割りピンもあります(http://www.mach-mokei.jp/poriginal.html)。ボナさんのは止め台座が付いてたり、と気が利いてますね。割りピンも奥が深いのう。

左右開けて、さらにその内側にパンタ配管用止め穴も開けて本日終了。
toipipe.jpg
パンタ配管の穴は写真では見難いですね。ちょっと面白がって、運転席側にHゴムの部品を当ててみました。別途塗装したHゴム部だけを後から付ける、というこのアイデアは、ワタシのように色差しがヘタクソな人間には大歓迎であります。

あっさり作業終了のように見えますが、大事なお顔の穴あけ、ヘボイ位置に開けないよう、慎重に位置を決めながらの作業は、かなり神経消耗戦です。終わったら、ものすげぇ肩がこってました・・・。こういう作業を気負わずシュシュッと出来るようになればベテランなんでしょうね。

さて、明日はステップ・テスリ系、で、顔の穴あけも終わりかと。

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尾灯の加工 <キッチン クモハ31>

今日はあまり時間がなく、お手軽に尾灯部分の加工です。まずは加工前。
unkotosumi.jpg
凸表現されている尾灯のケースですが、なんと、タヴァサの尾灯そのものが、ドンピシャで入ります。これはキッチンさん、気が利いてますね! ただ、この車、先頭として尾灯も点灯させるつもりで、そのためにはパーツに付属している円筒があった方が光ファイバーのガイドとして便利なため、あえて削り落とします。尾灯上のステップはMc31000の場合位置が違い、尾灯のモールドを残しつつステップだけを削るのは面倒、というのも理由の一つ。

bitokezuri.jpg
エッチングヤスリの後耐水ペーパーという定石通りの作業ですが、エッチングヤスリって、力入れ過ぎると、結構キズになってしまうんですね。どうやって修正するのがベストなのでしょう?
①さらに耐水ペーパーで削る
②ハンダで埋めて耐水ペーパー
③瞬間接着剤で埋めて耐水ペーパー
ひとまず、①でやってみようと思っているのですが・・・。

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顔のディテールアップへ <Mc31000>

顔です。
kao.jpg
顔は大事です。
でも一杯やることあります。
丁寧に進めたいと思います。

今日のお題は、運行灯窓のディテール・アップ。
運行灯窓、できればガラスをハメて、ちょっと奥まったところに運行番号を表示するようにしたいと思いません? 明らかに面倒臭そうですが、ま、どんな具合か、やってみましょ。

今日はともかく抜くだけ。0.6ミリのドリルを使って穴を開けて、でもってアナとアナのつなぎをカッターでブチ切り、ってとこまで終わったのがコチラ↓
unkoto-totyu.jpg
もう、戻れない、って感じ(笑)。

あとはひたすらヤスリがけ。書きながら思ったんですが、モケイって、結構「ひたすら」やることが多いなあ。で、天地の幅が狭いんで、ヤスリの先端部分しか入らず、もの凄い時間かかりました。
unkotosumi.jpg
もうちょっとキレイに仕上げたった方がええかな・・・。ま、まずは及第っちゅうことで。何気にこの後どんな工作するか、あまり考えてません。内側にプラ板当てて、ってとこでしょうが、何するにしても塗装の後なんで、当面は放置でよし、のはずです。

さて、明日はお顔のどこをイジくりましょかね?

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妻板 ジャンパ栓受 <キッチン Mc31000 大ヨト>

妻板です。
tsumaita.jpg
なんだかちょっぴり寂しいので、ジャンパ栓受の蓋を追加してやりましょう。あ、偶数車だから3・4位側妻面に栓受を付けるんであって、どの車両にでも付けるわけじゃありませんからね。何のことだかわからない方はもそっと勉強して下さいませ。

ちょっと疑問なのですが、4位側の窓は本当にHゴムだったのでしょうかねぇ? 顔のない側の妻面の記録というのは極端に少なく(当たり前だ)、25年前に廃車された車のことなど、誰にもわからないので、このまま進めましょ。

ジャンパ栓受といってもイロイロありまして。
jyampaparts.jpg
左から、
銀河モデル N-031  4個入り(開)
銀河モデル N-032  4個入り(閉)
タヴァサ  PN-489  30個入り
タヴァサ  PN-9406 PN-489にジャンパ管が加わったもの
RLF   481    70/80系用、大小各12個入り
それなりに各々特徴があって、銀河のは割高なだけあって、ヒンジが凸表現され、立体的です。ただ、車体断面に残る厚みがちょっと厚過ぎのような気もします。ま、ここはタヴァサので必要十分ですね。

さて、昨日同様0.3mmで穴を開けて、パーツを挿してみましたがいかがでしょうか?
jyampa.jpg

ちょっと下過ぎたかなぁ。さらに2個がちょっと寄り過ぎかも。ちなみに位置決めはフリーハンド、めっちゃ適当です。ま、所詮妻板、コレでエエやろて。

妻板で思うのですが、銘板のパーツって出ませんかねぇ。片運はともかく、両運の場合、3・4位側の顔の印象を左右する大事な要素だと思うのですが。くろま屋さんからインレタが出てますが、白のインレタじゃなくて、厚みがあって車体と同色に塗れるパーツが欲しいなぁ。中の文字は要りませんから。どこかのメーカーさんから是非出してもらいたいアイテムです。

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穴あけに泣く <大ヨト Mc31000>

やってきました、憂鬱な穴あけの日。
臆せず攻めましょう!

まずはケガキから。点を結ぶ線の直角平行が重要なので、モノサシとボールペンで線を引いて、交わる点にケガキ針で印を打ってゆきます。
stepkegaki.jpg


あとはひたすら開けるだけ。16箇所。
ピンバイスを回して回して、さらに回して、その結果、

anaakego.jpg

ダメだ・・・・。
ズレまくり。
だから穴あけキライやねん・・・。
特にステップ。5段目なんて、最初の穴(真ん中)を救いようのない場所に開けてしまい、あらためて2箇所に開けざるを得ず、計3箇所。なにやってんだか・・・。

さすがに、これではイカンと原因究明。
希望の位置に開けられない直接の原因は、キリ先をその位置に正しく置けていないから。置けない理由は恐らく、①裸眼では非常に見難いから、②ケガキが十分ではないから、と判断。そこで最後に残った6段目は、まず片側だけ開け、実際に開いた位置を基準に、もう片方にあらためてケガき、さらにキリ先を置き間違えたり、滑らせたりしないよう、大きめ・深めに、針でウネウネと印を付けました。どうでしょう、まずまず上手に開けれて、当人は満足。もっと早く気が付けばよかった・・・。

教訓。全部ケガいた後に全部一気に開けるのではなく、片方を開けてから反対をケガいて開ける。ケガく点は大きめ。

マズイ穴を埋めて、っちゅうのはエライ手間なんで、このまま進めちゃうことにします。気になりますけど、ここは目をつぶろう。顔・妻面・屋根と、まだまだ穴あけは続きます・・・・。

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ステップ切削に唸る <キッチン クモハ31000>

最初にちょっとお伺いしますが、この状態から、
step
ステップ両脇に並ぶ縦2列のリベットを傷つけずに、ステップをヤスリで切削することが出来ると思います?

見れば見るほど、出来ないと思う(笑)。

実はこのまま無加工で、とも思ったのですが、1位側の乗務員扉脇の手すりは既にヤスってしもてるし、こちらだけこのまま、っちゅうわけにもいかんので、やってみることにします。

例によってセロテープでマスキングして、これまた例のヤスリでひたすら削ります。プラと違って、カッターでそぐ、っちゅう芸当が出来ないのが真鍮の難点っすな。セロテープっちゅうても、万能なわけでもなく、ヤスリが当たってるうちにズレてきます。ともかく小刻みにヤスリでギシギシ・・・。

もうこのへんでエエやろ・・・。
stepyasuri
「出来ました」と胸張って言える代物やないな・・・。
リベット残存率は50%ぐらいでしょうか・・・。
おまけにステップそのものも削りきれてないし・・・。

リベット含めてスッキリ全て削ってしまう、という選択肢もアリかもなぁ、と思いますが、まあエエやん、これでいきましょ。ヘタにディテールを追求して見苦しくなってしまう、というありがちな例かもしれません。初心者ですからね、何事も勉強ということで、気楽にやるべし。耐水ペーパーでもう少しキレイにしてから穴あけへ進みます。

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雨樋ハンダ付けに悶える! <キッチン クモハ31>

今日は雨樋ハンダ付け。雨樋上辺が、車体上辺より少しだけ上に出るよう、十分気をつけて曲げて、で、ハンダ付け。
handasumi
簡単じゃん! 
雨樋曲げると、お顔もほんの少しそれらしくなってきますね。

もうハンダ付け習得したもんねー!と余裕の表情で側板を眺めてみると、

sukima
雨樋下辺と車体の間に結構なスキマが・・・。まあエエか、と思おうとしたものの、こういうのって、塗装後に目立つような気もするし・・・。

再びハンダごてを当てて、ピンセットでギューッと押さえながら密着させようとするも、効果なし。これがキットの説明書に書いてある「雨樋をハンダづけする場合は熱膨張の影響を受け易いので手早く・・・」ってことでしょか? 自慢じゃないが、とても手早く済ませたとは言えないので、その可能性大。

こういうの気になりだすと、ずーっと気になる質なんで、雨樋下部にもハンダ流しを敢行。
toihanda

で、キサゲ。
kisagego

お陰様で、ピッタリ埋まりました。ふぅぅ。
sukimanasi

地道な作業よのう。
遅々として進まんわい(笑)。

これから4面のディテールアップを進めるので、車体組みまでハンダ付けはお休み。金ピカだったこて先は、早くもこんな姿です。
kote

次の作業の前に手入れをした方が良さそうですね。

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ハンダ付けは楽し! <キッチン クモハ31>

窓枠を再度接着するも、窓柱が予定していた0.13mmのプラシートでは、ちょっと薄くて(とはいえ0.3mmでは厚すぎ)悩み中。

で他三面のハンダ付けを進めることにします。
kiridashi
切り出してタブの処理をしたところ。

位置を合わせた後、セロテープで固定、そして数箇所仮付け。
karizuke


いきなり作業終了の絵で恐縮ですが、
ura
上が前回までの1・3位側板、下が今回の2・4位側。格段に下がよく出来ているんですが、この写真ではわかりにくいですかね。

表の写真も一応載せて、っと。
omote
はみ出しも少ないっすよ、今回は。

ハンダ付け、楽勝とは言わぬまでも、だいぶ慣れてきました。フラックスが蒸発する「ジュッ」って音が結構快感。

窓柱新設に、0.13~0.3ミリの間の手頃なプラシートが見つかるまで、2位側側面の作業を続けることにします。

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乗務員扉手すり <Mc31000>

なにせ初心者、作業の順番を決めるのに迷いまくりです。
ディテールの追加に穴あけが相当出てくるわけですが、やっぱり車体を組んでからより、平面のほうが作業がしやすかろう、ってことで、ディテールの方を進めることにします。

基本の乗務員扉脇の手すりから。
幸か不幸か、キッチンさんのキットは手すりがモールドされています。個人的にはない方が嬉しいんですけど、他のユーザーの方、いかがでしょう?
ということで、まずは既存のモールドの切削から。
tesurikezuri
削りたくないリベットはセロテープでマスキング。コレ有効。

一通り削って、320→600→1000のサンドペーパーで仕上げてゆきます。
tesurishiage


狭い所なんで、もちろん割り箸サンドペーパーっすよ。
sandpaper
ちなみに真ん中に渡してあるのは、2.5×3.2ミリの角棒(エバーグリーン、176)に600番を貼ったもの。もっと狭い所を削るのに使ってま。

では、パーツに登場いただきましょう。
tavasa PN-436
タヴァサPN-436、電車用てすりセットB。

0.3ミリ・・・。
工作派の皆さん、0.3の穴開け、お好きですか?
ワタシは大嫌い。
まず、ケガくのが難しい。うまくペンでケガけたつもりでも、ケガキ針で実際にケガくとズレたりする。そしてなんと言っても、ドリルを折らんよう、細心の注意を払いながらピンバイスを回さんといかんので、疲れる。

真鍮にやるのは初めてなんで、こんな硬いもんに穴開くんやろか、と半信半疑でしたが、
ana
開きました。

でもご覧の通り、左は、めっちゃズレた・・・。手すり付けた時に垂直平行が出てないと、結構見苦しいので、こりゃ要修正でっせ。窓枠紛失に続き、また作業増やしてしもた・・・。今日は穴開け4箇所でもうクタクタよ。さて、この車両完成するまでに、何本ドリル折ることになるやら!


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プロフィール

18201

Author:18201
模型は旧国、撮りは蒸機がサイコーとひとりごちる40歳。子供の服買うかみさんに渋い顔しつつ、いつ作るとも知れぬキットを増やし続ける二児の父。工作スピードが遅いのが自慢。 

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