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避雷器アース線・パンタ鍵外し線

さてと。また間が空いてしもうたわい。

まとまった時間が取れず、チマチマ進んでます。
Hゴムの修正は一応済みました。デザインナイフでこそぎ落とす感じ。多少デコボコは減ったので、ヨシとします。

これでパーツの小塗りは全部終了のつもり。いよいよ接着!といきたいのですが、ずーっと後回しにしてきた加工がまだ残ってます・・・。

パンタ鍵外し線。ちょっと細すぎかも、とは思いつつ、ポイントをバラしたリード線を使ってみます。止め押さえるのもリード線。
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そそ、避雷器アース線を先に設置しますよ。立ち上がって中に突っ込むところのアレンジは南ヒナさんに手ほどきをいただいたものです。感謝!

で、鍵外し線ですが・・・・、まあ、簡易表現と捉えて下さい。自慢じゃないが、リンクとか、どういう構造なんか、全く理解してないんですよ!構造がわからんと表現のしようがなく、線を這わせただけであります。RMM別冊のDetail Fileかなんか買って勉強せんとあきませんな、マジで。

話が前後してしまいますが、避雷器アース線の設置でもヘボがありまして、
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筆塗りした塗料の厚みで線が穴に差せず、車体に突っ込む所をギシギシやってる間に地色が露出してしもた、っちゅうお粗末な話。また色差しせんならんがな。それにしても、模型を効率良く作るっちゅうのは、こういう小さなノウハウの積み重ねですなあ、実に。しかしヘボりながら言うのもなんですが、パンタ乗せるとカッコイイね、アハハ!

記事が短めなんで、最近導入の新兵器のご紹介。
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ホーザン P-860-125 竹ピンセット、でございます。
塗装済みパーツをくわえる時に通常の金属のピンセットで塗装が剥げたことございませんか? これなら多少力入れても剥げんやろ、と買い求めた次第。ご覧の通り100番の紙やすりが付属していて、てめぇで使い易いように削れ、っちゅう、なかなか気の利いた商品です。
で、結果はどうかと言いますと、一応は期待通り、今のところ塗装済みの割りピンなんかを多少の力をこめて握ってもオッケーです。ただ、弾力のかかり方が金属製と随分違うので、使用感はあまりよくありません。力を緩める時、金属なら保持してるやろ、ちゅう緩め具合でポロッと落ちるんだな。更に、先端を細く薄く削ると相当強度が落ちると想像されるため、ワタシは厚みはあまり減らないように削ってます。金属のピンセットの先端にボンドを塗るとかいった方法の方が使い易さという点では上かも。まあでも、こういうもんを試してみるのも一興かと。少なくともワタシは暫く使い続けそうな予感です。
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ドイツの車両

事情があって工作できないもんで、先日蒸機のついでに撮ってきたドイツの車両でも。
v200.jpg
V200。なかなかのナイスバディ(笑)。保存機です。エポックIIIの形式標記(確かエポックIVでは221)ですんで、誕生は60年代(多分)、80年代前半の現役の写真を見たことがありますんで引退はそのちょっと後でしょうか。イベントにはしょっちゅう出てくるんで、各地に10両近く動態保存されてるのでは? 日本で無理矢理例えると、DF50みたいな感じですかね。

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212。これも保存機。DD13みたいな雰囲気ですが、支線で客貨も牽いてたようです。味も素っ気もないデザイン。V200はカッコエエと思いますが、さすがにこれはどうも・・・・。

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798。レールバスの保存車。これも80年代まで活躍。イベントでよく出てくるのもV200と同様。広告も当時のままの姿で走らせるあたり、なかなかですな。

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ホッパーを後押しする52-80。残ってる煙でおわかりの通り、本務機ももちろん蒸機。21世紀とは思えぬ光景・・・・。ハマルといくら金あっても足らんで・・・・。

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旧国系リンクのご紹介

今日はいくつか、旧国度の濃いぃ、サイトのご紹介です。

おいらの70形電車
ななまるさんの、70形のサイトです。熱いです。
末期に70形が活躍した各線を、気合なんて言葉では足りないぐらいに熱を入れて追いかけられています。形式写真もさることながら、走りの写真が相当気合入ってて見応え十分。形式写真は駅に数時間いればそれなりに稼げますが、走りは一日でそんなにバリエーション撮れないですからねえ。きっと載せられている写真の数十倍のカットを撮られていることでしょう。車両の考察も深い、深すぎるほどに掘り下げられています。エッセイ調の思い出話も泣かせますねぇ。駅マルヨ、折に触れる現地・現場の方の親切・・・、あの頃はヨカッタと思わずにはいられません。
実は事業用車のページがスゴイんです! 大タツのクル・クモル軍団をほとんど撮っちゃってます。スゲェ・・・・。70形が消えて、すっかり足を洗われてしまったご様子ですが、HPを隅々まで読めば、それも納得・・・、という感があります。今のご時世、これほどの情熱を傾けて何かを追っている方って、どのぐらいいらっしゃるのでしょうね・・・・。

モハユニ電車のDATA_BOX
すんごいです。なんと言ってもキャリアが違う。山手線秋葉原駅停車中の17メートル車の写真なんかがゴロゴロ。気動車塗りの仙石線・・・。
どの写真もすごい。他で見たことない車両が一杯です。古いだけでなく、やはり北から西まで形式や線を問わずに満遍なく撮られているし、アラカルトのクハニ19、最近アップされたクモハ12ともども、見所満載です。あいにくワタシにはチンプンカンプンですが、西武鉄道の古い写真も相当お宝度が高いとお見受けします。
昭和30年代初頭から撮られていらいっしゃるようですが、当時のフィルム代って破格に高かったんですってね。各地へ足を運ぶのも、今とは比較にならないほど時間・労力がかかっただろうなと思います。ですからまずは撮ってるだけでもすごい。さらに半世紀を経た今になって衆目を浴びるということもすごい。撮っても途中で興味がなくなって、押入れの中に埋もれて日の目を見ない写真は少なくないでしょう。趣味を続けて、大事に保管されていても、外に出さない方もいらっしゃるでしょう。ですから、こちらで公開されている旧国達の画像って、ものすごい倍率の競争(?)を潜り抜けて、今ワタシ達が目にしているわけです・・・。えー、すごいスゴイと、なんとかの一つ覚えのようですが、ともかく一度ご覧下さい。HPにも書かれていらっしゃいますが、公開済み写真の何十倍もの写真を撮られていらっしゃるようです。一言、次回のアップを楽しみにしております・・・・。

走り去った旧型国電
大きなサイトではありませんが、徹頭徹尾旧国、旧国オンリー、旧国だけ。どちらかというと狭窓二扉がお好きな(ワタシもそうかも)野村さんのサイトです。大きなサイトではない、なんて生意気を申しましたが、撮られてますねぇ、74年の片町・阪和・赤穂・可部線あたりが、個人的にはハアハアします。HOゲージでも旧国をお楽しみのご様子。最近アップされていないのが残念ではありますが、もっとたくさん撮られているはずなので(と邪推してしまうのはワタシの悪い癖、笑)気長にお待ちしたいと思います。

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Hゴムの色差し!

この本買いました。
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面白いですね。ワタシぐらいの初心者~中級者向きっちゅうんでしょうか、大体のことは他所でも書いてある基本的なことですが、なるほど、と思うことも少なくないです。まだ全部読んでませんが、ウェザリングや、屋根色・スカ色・湘南色などを、あれこれ試してるのも面白いっすね。

さて、ワタシの苦手分野の筆頭、Hゴム色差しと対峙する時が来ました。
逃げるわけにもいかん、やるしかない。

上の本には烏口が薦められてます。

そういや、karas.jpg
6月に戦友に買ってきてもらったまま、使ってません。使い方がわからないまま手に持て余している、というのが正しい。もいっぺんトライしてみっか!

先っちょに筆で塗料を差し入れて、パレットの角に45度に当てて引いてみると、

一応塗れました。

それじゃ本番スタート!
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h4.jpg

使ってるうちにコツを掴んで、後半は上手く塗れるように、ってなことを期待したんですが、終始フニャフニャはみ出させながら、終了してしまいました・・・・・。

黒ゴムの所は目立つなー、はみ出し。
見れば見るほどひどいなーこりゃ、100点満点で40点ぐらいかなぁ。
アクリルを使ってるんで、すぐ水で拭きゃあよかったのかもしれませんが、これまでの経験では周囲が汚れてしまって、かえって汚くなりかねないので、ひとまずこのまま。カッターの刃先でこそぎ落とすか、オレンジで修正塗りをするか考えなきゃ・・・・。黒ゴムのはみ出しは、遠目でも目立つんですよね・・・。

烏口の使い方をもっと練習せんとあきませんわ。外側へのはみ出しが恐くて、口先をしっかり押し付けない状態でユラユラ引いたのが敗因なんですが、くわえた塗料の量がまずかったのか、粘度がまずかったのか、当て方・引き方がまずかったのか、口先の開き加減が適当でなかったのか。悔しいですが、これが今のワタシの実力。失敗を明日の糧に、くよくよせず先に進みましょう!

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パンタ・抵抗器の色差し・筆塗り

やります。

昨日モハ72210に工作台まで出向いてもらったのには小さなワケがありまして、
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抵抗器の色に不満があったので、製作中の2両は別の色にしようと思い、その比較用に登板いただいたのでした。床下をつや消し度の高い黒にしてるんで、エライ抵抗器だけピカピカ目立って気に入らん。

revell9-91.jpg
72210に塗ったのは、右のRevellの91、Eisen(アイゼン、独語で鉄、英語でSteel)でした。今回の2両は、これに隣のRevellの9番Anthraciteを混ぜてみます。アンスラサイト=無煙炭。 無煙炭色?! 石炭の色とどのぐらい違うんや? なんてことはこの際どうでもよい。アンスラサイト:鉄色=3:1ぐらいで混ぜてやってみます。
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ふんっ、ちょっとテカリが落ち着いて満足! 相対的にメタリックの粒子が減ってるので、キラキラ具合が抑えられてます。ええやんかー。
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Tomix動力台車の被せ部品、よう出来てるのう。パッと見では非動力車と遜色なし。

パンタシューの色差しも完了!
11pfin.jpg
PS11は銅色をわざとナナメに切ってみましたが、それぞれ本来ド真ん中にこないとダメですわな(横着して二本を同一線上でやってしまった)。面倒くさいのでそのまま。いいよ、このぐらい。

13pfin.jpg
写真がテカっちゃいましたが、2本線の色差しにはハァハァしたよ・・・・。

パンタを載せた2両。
23oct07.jpg
カタチになってきてうれすぃ・・・。

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小パーツの塗装 (5)

続けます。

今日はパンタ系がメイン。銅・銀、碍子の白。
sri.jpg
やろうとしてみて気付いたのですが、TomixのPS13って、すり板の部分、ちゃんとナナメに表現してあるのね! すり板には妙な思い出があって、子供の頃父親が鉄道記念日かなんかの廃品売りですり板を買ってきたことがありました。多分安かったのでしょう。いくら電車が好きだったからって、小学生がすり板をもらって喜ぶわけもないんだけど、今思うと、父の愛というか、ワタシの喜ぶ顔が見たかったんでしょうね。そんなわけで、すり板は平行四辺形である、ということを我輩は身をもって知っているのであーる。
話がズレたついでに、どなたかご存知なら教えて欲しいのですが、大阪は弁天町の交通科学館に、PS13が置いてあった記憶があるんですけど、まだあるのかしら? 学習用っちゅうか、ボタンを押すとプシューンとかいってパンタが昇降する展示品。まだあるなら見に行きてぇなぁ。最後に行ったのはいつだか、あまり覚えてないんだけど20代前半かなぁ。PS13はヒモ引っ張って上げるんだぜ!と思った記憶があります。そういや101系に載せてたPS13もやっぱりヒモ引いて上げてたのかしら?

上の写真は左から、すり板部分にだけ銅色を塗ろうとして失敗したPS13、すり板のナナメ表現をお見せするためのPS13、先に銀を塗った錦林車庫のPS11っす。直線をキレイに塗るためにマスキングしております。パンタの舟、どうしてこれほど表現が違うのか、どちらがより実車に近いのか、ノーアイデア。

lightpaint.jpg
こちらはPS11付属の1段碍子と、ついでに中を銀で色差しした前照灯。

ps13gaishi.jpg
でもってこちらは碍子に色差ししたPS13っす。結構はみ出てるんで、黒で再修正せんと。

今日は全てハンブロールですが、マッハに比べれば格段に塗り易いな。ただ乾燥が遅いので、はみ出した修正なんかをすぐに出来ないのが難点。

気が向いたので撮ってみました。
22oct07.jpg
下回りの塗装が済んで車体を載せると、完成も近い気になりますねぇ。手前は友情出演のモハ72210です。こちらの車体はGMカラーなんですが、パッと見ではほとんど違和感ないっすね。

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小パーツの塗装 (4)

エアブラシはお終い、筆塗りの小パーツ塗装を進めます。

本日はマッハ系の塗料を使うもの、例えばグレーに塗ったアース線のオレンジ部分。
earthnkariham.jpg
笑えるぐらい効率悪いね! 接着済みパーツの色差しとマスキングに自信があれば、こんな面倒くさいことはせんでもええわけですが。

その他にワイパー、幌吊、幌吊掛け。
fdeorange.jpg
なんちゅうかその、筆塗りって、毎回ゴテゴテに仕上がってます・・・・。
今回は小まめにシンナーを足しながらやったにも関わらずこのザマ。でもマッハの塗料はホンマに乾くん早いで!なんて言い訳しても虚しいだけ・・・・。幌吊掛けは(ただの割りピン)、ピンセットで弾き飛ばすことを想定して2個用意してます。ビジネスではこれをリスク・マネジメントと呼ぶ。

あとはTomix DT13動力の車輪の輪心もつや消し黒を筆塗り。裏側も塗りたかったのですが、微妙に集電の接点のように見えなくもないのでやめておきます。動力台車をバラしたのは初体験なので、早く元に戻して作動を確認したくて、写真撮り忘れ、御免。
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なんぼのもんじゃ!っちゅうぐらい、僅かな面積ですが、それでも塗らんより塗った方がエエと思います。とにかくNゲージの車輪がピカピカするのは、あまり格好良くない。しょうがないんだけどさ。

あ、お陰様で、組立後の動力台車、しっかり走行してくれました。実は途中でわからなくなって、新品の台車枠を外してあらためて確認しましたが。

チマチマしたパーツ筆塗り、もう少し続きます・・・・。

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アルミサッシ塗装

また工作が停滞してしまった。

先を急ごう!

タイトルまんま、アルミサッシの塗装です。これでもって、製作中の2両のエアブラシは最後になります。今回は車体の本塗装以来トラブル続きで、ほんまエライ目に会うた・・・・。

今日の材料。
sasshimae.jpg
ボナさんキット付属のサッシとハンブロール56、メタリック・マット・アルミニウムのコンビです。使うのは1両分ですが、南武線キットの残り3両の分も塗ってしまいます。次回の手間を省くんが目的、もちろん。

まずはエッチング・プライマーから!
いきなり調子悪いでっせ・・・!
粒の大きさもさることながら、今回は断続的にシャシャシャっと出てる感じ。最悪やね、ホンマもう。塗料を皿に戻して、シンナーを吹いて再度トライ。まあ、どうにかクリア。

で、本ちゃん。今度はとうとう何も出てけえへんがな! シューシュー言うだけ。
ま、とはいえさっきまで使えてたもんが故障するわけないんで、塗料の濃すぎが原因とひとまず仮説をたて、シンナーを少しずつ様子をみながら足してくと・・・・、依然詰まり気味ですが、一応吹けるようになりました。なんでこんなに詰まるんか(詰まり安いんか)さっぱりわからん。

sasshigo.jpg

ちょっとザラついてる感じはありますが、エエ色になりましたね!

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小パーツの塗装 (3)

さ、今日も楽しく工作しましょう!

昨日並べたパーツどもをエアブラシで吹きます。
金属系なので、塗料はマッハ、そしてその前にはメタル用シールプライマー。

おとといは再び不調だったエアブラシ。かなり念入りに掃除をしたので、今日は快調。細くも薄くも自由自在。こうこなくっちゃ!!

プライマーが乾くまでタバコでも吸ってくるかー、と庭に出ると雨・・・。気にしない。塗っちゃえ塗っちゃえ!

まずはグレーから吹くか、と始めようとしたら、




塗料が出ないんですけど・・・・・・・。




プライマーの後、シンナーで軽く掃除したんですが、掃除が不十分だったようで、明らかに詰っている様子・・・・。塗料を戻して、分解して、ノズルとノズルキャップをツールクリーナーへドボン。

で再度挑戦。→→→アカン・・・・・。


また塗料を戻して、同様に分解。ツールクリーナー。再々度挑戦。

さすがに吹けるようになりましたが、まだ詰まってんなぁ。出たり出なかったり・・・・。
あえて塗料をかなり薄めたので、どうにかなりそうってことで、強行!
エアを強くすると、バーッと出て、少し絞っても吹けるんやけど、一旦トリガーを戻すと、絞ったエア量では出ず、もう一回エアを強くして、また絞って・・・・。
gray2.jpg

なんとかなりました・・・・。
塗料を薄めると、詰まり気味でもそれほどブツブツにならずに済むみたい。こんなこと覚えてもしょうがないよねぇ。幸い平面が少ないんでそこそこ塗れてますが、こんな調子じゃ車体はキレイに塗れるわけないと思われ。

黒も同様に強行!!
pantowheel.jpg

こちらもどうにか逃げ切りました・・・・、ふぅっ・・・・。

ワタシ、通電しない車輪は丸々塗ってしまう派です。
運転派の方には、「そんな無茶な!!」と一喝されてしまいそうですが、当分バリバリ走らせることはなさそうだし、お座敷運転レベルのエンドレスを走らせる程度では今のところ問題ありません。簡単に交換できるんだし、この先不具合が生じたらそん時に変えりゃエエ、ぐらいに考えてます。本来は黒染め液が正当でしょうが、手元にないもんで。車輪がピカピカ光ってるのって、いかにも模型チックであんまり好きじゃないんですよね。ま、これは貸しレイアウトなんかではご法度かも。

一応予定通り終了なんで満足。まだラストスパート、とまでは言えませんが、もうひと踏ん張り、ってとこまで来たかなぁって感じ。

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小パーツの塗装準備

まずは床下塗装の結果報告からどうぞ。
kuroplafin.jpg
厳密には肌荒れアリですが、ま、十分オッケー。

ちらっと台車も並べてみましょかね。
DT13TR23.jpg
左がTomixのDT13、右がGMのTR23。
ディテールはTomixの方がやや細密ですかね。でも逆に数十年前からやってるGMもさほど遜色なく、スゴイと言えばスゴイ。ただ軍配は、ブレーキシューが奥まってるTomixの方にどうしても上がってしまいます。

さてさて、今日はパーツの残りを一気に吹き上げる予定だったのですが、準備をし出すと時間がかかるかかる・・・・。そもそもグレーに塗る金属パーツの吹付けは済ませたものの、忘れてた(吹いた方がエエと後になって気付いた)パーツが結構あって、例えばコレ。
bP108.jpg
ボナファイデ P-108 パンタ台座 25個入り
TomixのPS13(72901)は要りませんが、錦林車庫のPS11(31000)には使った方が良さそう。とか、
bp002.jpg
ボナファイデ P-002 割りピン (主として1本線用)などなど。 

ここでふと、避雷器アース線の割りピンは線を先に通して塗らなきゃ!(後だとコスれて剥げちゃうのではと)思いつき・・・・
etchingcut.jpg
切り落として、
((ホームセンターなどで売ってるエッチングばさみは、刃に厚みがあってパーツの切り出しには全く使えないのですが、最初の枠の切断には便利っす))

partsgiri.jpg
飛ばないようにマスキングテープで保持して、
haseetch.jpg
本来のエッチングばさみでザババっとイッキに切り落とします。こちらは
ハセガワ TT-7 エッチングカッター
で、タヴァサさんにオススメされたものでございます。なるほど使い勝手良好っすよ。全てはこなせないのでデザインナイフで切り落とすこともありますが。

えー、何の話でしたっけか、そうそう、割りピンをアース線に通すハナシ。で、通してみたらユルユル。全くコスれて剥げる心配などない(先に通す必要などない)っちゅうオチでした・・・・。

パンダ台座ですが、pandaizaup.jpg
チッチャイネー。

これのツナギ(ランナー)をヤスリがけ出来る人が居たら、どうやってんのか教えて欲しい。とても指で保持できる代物でなく断念。

さて、ダラダラしてしまいましたが、準備OKパーツの集合写真。
prepcomp.jpg
何も知らない一般の方がこの写真をいきなり見たとして、一体何が執り行われようとしてるか当てれるでしょか?

左から、
車輪・パンタ(シールプライマー+マッハ黒)、パンタ台座・割りピン・曲げ済みアース線・鍵外し線用リード線(シールプライマー+マッハグレー)。リード線がまったくもって異様なたたずまいでんな。

さ、明日塗るよー!

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床下塗装

ささ、床下塗りましょかね。

使用塗料はRevellの8番、つや消し黒。日本では取り扱いがないようなので参考にならず恐縮ですが、オランダではこれが一番手に入りやすく、ま、だからこそとっとと使い切ってしまいたいという、理由にもならないような理由で使ってます。

まずはセオリー通り、エアブラシで塗料が回りにくいモールド同士の隙間や隅を筆塗り。
PA160194.jpg
ちょっと薄めに希釈しちゃいましたが、まあ、良かろう。

ついでに、
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避雷器の内側にも色差しします。影の表現、というほど大袈裟なものではありませんが、ここは黒く塗った方が雰囲気が出るかと。

台車も塗ります。おーい、ネコ、出番やで。
PA160196.jpg
TomixのDT13動力の台車枠(南ヒナさん、その節はありがとう!)とGMのTR23(DT12代用)。

いわゆる軟質プラには、マッハのシールプライマーがエエと古いRMMの記事に書いてあったのですが、今回はエッチングプライマーを使います。どのぐらい違うもんですかねぇ。

で、エアブラシですが、また調子悪いわ・・・・。
症状は同じ、エア量・トリガー後退度、何をやっても粒子がデカイ。
塗るのは床下やし、ザラついてもエエか、ってことで強行。

小まめに掃除してるつもりやねんけどなあ。先日のグレーの時は絶好調やったんで、やっぱりまた徹底的に掃除するしかなさそう。針が曲がってるようにも見えへんし・・・・。原因がハッキリ特定できんっちゅうのはあまり居心地よくないっす。そういや先日模型屋でチラっと見たら、ハンドピースは2種しか置いてなく、220ユーロ(36,000円)でございました。か、か、買えるかっ、そんなもん!

Revellもエナメルで乾くのが遅いんで、塗装の結果報告は明日になりまーす。

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避雷器アース線の加工など

モハ72901、屋根も付きましたんで、パンタ系配管を進めます。
床下塗って、エアブラシを早く片付けるつもりだったんですけど、作業手順に目移りしてしまい、アッチやったりコッチやったりで、あまり効率よくないんですが・・・・。

作用管側はボナのT字割りピン、母線側はキットに入ってたヤツ。
901pansentome.jpg

ヘ・タ・ク・ソー!!
顔洗って出直してこい、って感じがします、ハイ。
取り付けの問題ではなく、真鍮線曲げの時点でのヘボです。これはマジで改善せんと、みっともなくてしょうがない。でもこのまま進めます。次回頑張りませう・・・。

母線側も割りピンさすのに結構苦労しましたわ。パンタ寄りの一部は割りピン挿し直したりしてる間に、線の色差しが剥げて真鍮の地肌が露出しとります。このあたりの細かい工作は何をやってもヘボが出る感じ。いいのよ、初めてなんだから・・・・。

お次はアース線の設置。
901earthori.jpg
こちらはまずまず。相変わらず避雷器の高さに持ち上げる寸法が難しいですが、ま、このぐらいなら良しとしましょう。

割りピン挿しで剥げた真鍮線は接着前に修正したいんで、グレーで色差し。ついでに前面の運行灯のHゴムも塗りましょかね。前回サハ78130で散々な目に会ったんで、アクリル塗料ってことで、近所の模型屋で、タミヤのXF-20(ミディアムグレー)を購入。本当は何色か買って比べてみたかったんですが、2.0ユーロ(330円)もするので断念(日本は定価でも157円)・・・。

で、塗ってみます。アクリルなんで余裕!と、多少のはみ出しも気にせず軽い気持ちで進めます。あ、ちょっとはみ出しちゃった(Hゴム下辺)、と溶剤を含ませたティッシュで拭こうとすると、
hokomaku01.jpg
ナンダヨ、下地侵すじゃん!
オレンジが付着するんで結構ショック・・・・。
水で拭くべきやったんかなぁ・・・。しかもアクリルってサラサラのイメージだったんですが、いざ塗ってみると意外に粘度も高く、Hゴム部もコテコテと厚塗りになってしまい、これまた意気消沈・・・。ちょっとブサイクなんで、やり直そう・・・・。
凹んだ時は続けずに撤収。旧国本でも見ながら寝ましょうや。

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屋根後付けレビュー

のっけから手前味噌ですが、ワタシのブログの売りは、ヘボも恥ずかしがらずにさらすこと。ってわけで、後付けした屋根のイマイチな箇所、臆面も無くご覧にいれましょう!
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gappan.jpg
いやあ、見事なスキマだ・・・・。

あのぅ、自分に言い訳してもしょうがないんですけどね、仮組みの時はこれほど開いてなかった気がするんです・・・なんでこんなにスキマができてしまったのか、自分でもようわからん・・・。非パンタ側なんて、完全にスキマが出来てまして、床っちゅうか地面丸見えでごわす。

さらに、
yanehebo.jpg

側面も接着剤ハミ出しが数箇所・・・(ドア灯の真上あたり)。

でもさ、でもね、ちょっとコレ見てよ!
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このぐらい離れて見ればさ、妻面のスキマもそーんなに気になるほどじゃないっしょ?!トップの写真はスキマが一番目立つ光線で撮ってて、まあ、気にならないと言えば嘘ですが、この車両はほら、全金「試作車」だから、ね、思い通りにいかなくても、ね・・・。

塗装後の屋根接着、どうなんでしょうね。これぐらいスキマが開いてしまうようなら、先に接着して修正してから塗装する方がいいと思います。でも、屋根と雨樋の直線が気持ちよく出せるメリットは小さくない(お暇な方はサハ78130を見てやって下さいな、GM素組みですが、後付けがバッチリ決まった例っす)と思ってます。仮組みの時の合い具合で判断してゆくことになるのかなぁ。

おっと、昨日のクイズの答え、健太郎さんが見事正解、Hゴムとドアノブでした。ドアノブは、
dorrknobparts.jpg
イエロートレイン KP499
です。ご覧の通り、ランナーごと真鍮色(ハンブロール54)に塗ってますんで、楽チン。こんなもんは真鍮線折り曲げで充分かも知れませんが、寸法に切って、曲げて、なんてやってるより、楽出来るとこは楽した方がエエと思います。

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屋根の接着など

ちょっと間が空いてしまいました。覗いていただいて、「ナンダヨ、まだかよ!」と思われた方、ゴメンナサイ。

実は出張にも2両をお供させまして、簡単に出来る作業をしておりました。

それではここで簡単なクイズを。
クモハ31000の顔に、2つ作業を施しました。下の写真から答えを探して下さい。
doorknob.jpg

えー、お時間のある方はコメント欄にでも書き込んでね(笑)。答えは明日にでも。

お題にもある通り、今日はモハ72901の屋根を接着します。南ヒナさんの一歩一歩作戦じゃないですが、同じ作業(避雷器アース線他屋上パンタ周り)は足並みを揃えた方がエエかと。

瞬着にしようかゴム系にしようか迷ったのですが、周辺が白くなってしまうのもイタイので、ゴム系接着剤にします。それにしてもゴム系接着剤っちゅうのは、細かい箇所には塗りにくいっすな! 爪楊枝を使いましたが、ハミ出しが恐くておっかなびっくりです。屋根を落としてギュッと保持、しばらくして手を離すと、4箇所のコーナー部の一箇所、手を離すと、屋根がジワーッと浮いてきてしまいました・・・・。

塗り残し箇所が結構あったんでしょな。今更ゴム系をスキマに補填するなんて芸当は到底できないし、屋根を引き剥がしてもう一回なんて面倒なことはご免こうむりたいので、裏側から瞬着ゼロタイムワイドを垂らすことにします。結構リスキー。

結果は、
yaneduke.jpg

まあ、まずまず、っちゅうことにしときましょ。さすがに車体との境界は見事に直線出ますね、当たり前だけど。

えー、ホントのことを白状しますと、上の写真は割りとよく出来てる箇所でして、ゴム系・瞬着ともに、少々はみ出てる箇所が数箇所あります。これも目をつぶれる範囲っちゅうことにしときましょ。
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本当はハミ出し箇所と妻面に出来てしまったスキマ(!)なんかも紹介したかったのですが、デジカメの電池が切れてしまったのでパス、覚えていれば次回撮ってお見せしたいと思います。

そそ、お気づきの方もいらっしゃいますか、72901はグロベンも固着しましたよ。

さ、明日は何しましょかね?


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避雷器アース線加工

ああ、今日も地味な作業だな・・・・。

最初にお断りしておこう。今回の屋根回り、工作だ、塗装だ、色差しだと、作業順序が相当メチャクチャです。避雷器アース線は、どう考えても屋根の塗装前に済ませておくべきでした。

顔面に回り込むもんですから、マスキングで塗料が吹き込むリスクを少しでも減らそうと、後付けにしたわけなんですけど、後付けはいいとして、加工は済ませておくべきでした。なぜなら、位置合わせだなんだで、塗装済みの屋根に結構なキズが付いちゃうんですよねぇ。ま、これも勉強のうち。

まずは避雷器の穿孔から。カトーのLA15Bを使うので角穴でございます。φ1.0mmで開けてから、精密やすりで広げます。なんでコレ、塗装前に済ませなかったんだろ? 我ながら不思議でしょうがない・・・・。

でもって、0.2mm真鍮線をカオの孔に差し込んで、フニャフニャと曲げてきます。いつものことですがややテンションが残って、撮影用にマスキングテープで仮止め。
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ほんでもってパンタ下~避雷器側。コレ、難しいっすなぁ。3D加工っちゅうか、避雷器の高さに合わせて曲げるのになかなか苦労させられました。
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左側の2個が失敗作。3つ目で高さが合いましたが、上部はカクカクッと直角を保って曲げたかったのですが、まあ、これでエエやろ・・・。

不本意ながら今日の作業は以上で終了。実はアース線の前に、パンタの位置を確認しようとしたら、錦林車庫のPS11がバラバラに分解してしまう事件がありまして、復旧にものすごく手間取りました・・・。取り扱いには十分注意しましょう。

※明日より数日出張に出ますんで、ブログもお休みになります。悪しからずご了解下さい・・・。

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パンタ配管塗装

週末はモケイで遊ぶ時間が意外に取り難く、これじゃ平日に仕事をマジメにやってないみたいですが、いえいえ、ちゃんと仕事してますさかい。

さてと、時間を捻出して工作台に向かいまして、今日は床下方面の塗装を、と思ってたのですが、
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例によって台所洗剤で洗うトコまではいいとして、TNカプラーの内側だ、パーツの隙間までせっせと拭くのは面倒クサイんで(家族が寝てからやってますんで、ドライヤーはNG)、一日置くことにして、今日はパンタ配管の塗装をやりましょ。

塗装と呼ぶほどのこたぁない、筆塗りで、ちゃっちゃっ、と塗ってくだけの話。再びマッハ模型の23つや消しねずみを使います。ところが・・・(いつもの展開だ)、マッハ模型の塗料って、GSIクレオス/GMよりもさらに乾燥早いんですな! 塗料ビンに筆入れて、一方でシンナーを皿に入れて、パレット上で粘度を調整しながら塗ろうとしたら、パレット上でバッチリなのが、対象箇所へ筆を移動させる間に乾き切る、と言っても大袈裟でないぐらい。

これじゃうまいこと塗れるわけもないんで、横着せずに塗料を皿に取ってシンナーを足し、乾いてきたらどんどんシンナーを足して・・・、とやると、まずまず管理できました。っちゅうても、こっちの方法に変えたのは作業終盤。細い0.4mm・0.2mm線なのに、デコボコさせてしまう我が未熟度に溜め息。
31ppipe.jpg
ま、そんなに気になりませんけどね。作用管側はカバーで覆われますんで、前後のみっす。ちなみに、真鍮線浮かし塗り法、ワタシみたいな不器用君にはとても有効で、接着済みとは比較にならんぐらい塗り易いです。お試しあれ。

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意味もなく避雷器を差し込んだりしてますが、2両とも、まだ屋根上作業いぱーいアルよ! でもここさえ終われば、後は楽勝?! 追い込んでいきまっせ~!!

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小パーツの塗装(2)

いやはや、実に地味なテーマが続いてしまって申し訳ない・・・。

今日はプラ部品のグレーを塗りますです。
昨日の金属部品と一緒に塗っても良かったんですが、初心者なので、よく言えば基本に忠実、悪く言えばセオリーから外れられないマニュアル君でして、金属には出来るだけ金属用の塗料を、プラにはプラ用の塗料を、と思ってます。

今日はMc31000用のガラベン(キングスホビー)、幌布(GM)、ランボード(Tomix)、信号炎管(カトー)。
garabennurimae.jpg
実はガラベンは、Tc79923のキット付属のグロベンを塗るときに一緒に塗ったんですが、GMのネズミ1号をストレートに塗って半光沢になってしまったので、塗り直しです。屋根を思いっきりツヤ消しにしてるので、グロベンがテカるのって、結構目立つんですよ。

幌布。色の法則性があるのかわからず、「我が心の飯田線」掲示板でも相談させてもらったのですが、明確な基準はなさそうなので、ワタシの好みでグレーにします。

で、エアブラシ。「たったこんだけのパーツでエアブラシかよ?!」とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、ガラベンの上を筆でムラなく塗るのはワタシには結構難しいっす。信号炎管だけなら筆塗りするところですが。

でもってそのエアブラシですが、昨日は絶好調だったのに、今日はまた調子が悪い・・・。ニードルを相当前にまで引き出してクリーニングしてもダメ。塗料の濃度を5回ぐらい調節しても効果なし。粒子がデカく、エア弱めではブツブツ、強くすると中心がドバッと出て周囲はブツブツ・・・。業を煮やして強行しちゃいます・・・・。
garabennurigo.jpg
やや表面が荒れましたが、許容範囲。筆塗りのムラよりは肌荒れの方がマシ(低次元なハナシだ・・・)。狙い通りにツヤ消しになりましたが、昨日のマッハのネズミ色(左のパーツ)よりちょっと濃いっす。まあ、気にしないキニシナイ。

使用塗料は、GSIクレオス 317 グレーFS36231(米海軍標準色、ツヤ消し)で、リターダーシンナーとフラットベースを足しました。

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小パーツの塗装

さてと。

クリア吹き終わりましたが、まだコマゴマとやることがゴマンとありますわなぁ。どこから取り掛かってもイイ気もしますが、エアブラシを片付けてしまいたいので、後付の小パーツを塗ってきましょ。

神経質に水洗する必要はない、と思ってますが、Mc31000のキッチンのキットはHゴムが別パーツで、ランナーに付けたまま簡単に洗えそうなこともあって、ついでだから全部台所洗剤で洗ってしまいます。小皿に洗剤の溶液を作って、信号炎管だ屋上ステップだを漬けて、流水で流されないようビクビクしながら洗うわけですが、我ながら意味のないことをやってるナと思う・・・。
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キッチンペーパーで水気を切って、準備オケー!

ここで、ジャジャーン!!っと、新兵器の登場!
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GSIクレオス GT34 Gツール、ネコの手II
シビれるネーミングだ・・・・。
そもそも、忙しくてしょうがない時に「ネコの手も借りたい」って言いますけど、正直ワタシは忙しい時にネコの手を借りたいと思ったことはないし、ネコの手を借りても言葉も通じないんだから、何かの役に立つとは到底思えない。ましてやオレさまの大事な小パーツの保持を、ネコのあんな手で出来るわけないじゃん!・・・と思う。さて、ネコの手II、ワタシの塗装作業に貢献してくれるのでしょうか?!

パーツを
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付属の6本の手でくわえてみますが、結局足りないので、割り箸+両面テープも登場。この写真を見ると、なんだか塗り易そうには見えないんですが、実際は、
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やっぱりなかなか塗りにくく、Hゴムのランナーに他のパーツを貼り付けて塗りました。

2次元に近い平面を塗るだけであれば、立派に活躍すると想像しますが、パーツはいくら小さいとはいえ多面体ですので、結局あらゆる角度から吹く必要があり、車体本体にしてもそうですが、対象物を持つ手をグリグリ回して、または持ち替えて吹くのがフツーだと思います。つまり、多数のパーツを一度に保持してくれるのはイイのですが、結局ネコの手本体を持ち上げて同様にグリグリやる必要があるわけですな。ま、これは考えてみれば当たり前のことで、文句を言うのは筋違い。もちろん利点もあって、割り箸だと、吹いた後に差して立てる発泡スチロールなんかのスタンドが要りますが、こいつは自立しますので(ネコだもん)、吹いた後、ポン、と置けます。

ま、道具とナントカは使いよう。「あった方がいい」とまでは言えませんが、そんなに悪いもんじゃなさそうです。活用出来る場を見つけたいと思います。

ネコの話ばかりになってしまいましたが、使用した塗料はマッハ模型の23 ツヤ消し・ネズミ(!)で、もちろんその前にメタル用シールプライマーを吹いています。皆さんグレーのHゴムの色って、機器類のグレーと分けていらっしゃいます??? 得意の横着で同色で塗ってしまいましたが、本来はHゴムの方が明るい(白っぽい)のかなあ、という気がします。

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クリア吹き付け

さて、それでは本業に戻りましょかー。

インレタ貼り、やり直そうかなぁ、どうしようかなぁ、と本気で迷いましたが、結局面倒臭さには勝てず、そのまま続けることにしました。

塗装終えて、工作のヘボが目立ってきたり、塗装そのものも失敗気味やったりで、だんだん細部の出来栄えが気にならんようになってきた・・・。

今日の素材はこちら。
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マッハ模型 65クリヤラッカーと70フラットベース、です。

開けてちょっとビックリ、クリヤラッカーは無色透明、結構粘度も強い感じ、フラットベースは茶がかった黄色で半透明、こちらも粘度高し。GSIクレオスMr.Hobbyのを見慣れている身には少し変な感じ。

もしかするとフラットベースをクリアに足してつや消しを得ようというのは間違いでしょうか??? 本来塗料の方に足すべきなのは理解してるんですが、今回初めてマッハの塗料を使うにあたり、朱色1号のオリジナルのツヤ具合を見たかったので、つや消し調にしようと心に決めつつ、敢えて本体塗装時に足すのを見送り、クリアに足してる次第です。

割合は根拠なく1:1としています。結構チャレンジャーというか無謀かも・・・。

ハンドピース、相変わらず調子悪いっす・・・・。
エア量を減らすと途端に塗料が出ない。今回は素が高粘度ということもあって、もう少し溶剤を足せば解決できたのかもしれませんが、これまた面倒なので、そのまま吹いてしまいます。しかし、どこが目詰まりしてるんでしょうねぇ。ニードルもグッと前に出して掃除したし、ツールクリーナーをカップに溜めてまで掃除したつもりやのに・・・。

ま、たかがクリア、ざーっと吹いてオシマイでエエやん!

ちなみに1:1はフラットベースが多すぎたかな、ものの見事にツヤが消えました。この辺は好みですが、ワタシはツヤ消し調の方がシックリくるんですよねぇ、テカテカしてるよりは・・・。

吹き終わったんで、クモハ31000の屋根のマスキングも外しましたよ!
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31maskoffc.jpg

後位は塗料の厚みでデコボコしてますが、カッターで修正できるっしょ。全体的に、合格でしょうか。バッチリというほどでもなければ、失敗というほどのヘマもなく、まさに今のワタシの工作の腕を代弁してるかのような出来だ(笑)。側面は写真ではキレイな直線が出てるように見えるかもしれませんが、実際間近で見ると、多少波打ってる箇所があります。ま、こんなもんっしょ!!

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ドイツで蒸機テツ

ドイツでの鉄レポートです。
鉄は熱いうちに打たんならんので、どうか一日だけお付き合いのほどを。

参加したイベントはPlandampf。ドイツではお馴染み、定期列車を蒸機に牽かせるイベントです。無理矢理例えると、福知山を中心に、山陰・福知山・舞鶴・小浜線で、3日間ぐらい100キロ以内を走る列車の3割が3~4日間蒸機牽引に替わる、って感じでしょうか。朝の通学列車もゴーグルとマスクで武装したPlandampfer(※蒸機専門の乗り鉄、蒸機乗りを満喫するために常に窓から身を乗り出し、煤煙を避けるためにゴーグル着用が常識)に占拠されてしまうので、地元の利用者に不興を買っているのは間違いないんですが、まあ、そんなイベントです。参加者は金を払ってInfopackと呼ばれる時刻表を買います。

90年の壁崩壊による東西ドイツ統一の際、戦時体制の非常用として東側に保管されていた稼動可能な蒸機に着目した西側のファンが、当時の東ドイツ国鉄と交渉して実現されたもので、以来脈々と現在に至るまで続いています。

残念なのは、やはり年々イベントの内容が薄くなってきていること。今回もInfopackを受け取って、走る区間の短さ、蒸機牽引の列車本数の少なさ、参戦するカマ(3種4機、うち大形1機)に少々落胆・・・。ま、そんなこと言うてもはじまりまへん、戦友と合流してGO!!

で、ロケハンしてこれまたビックリ、全然撮るとこないやん・・・。蒸機の貨レはDLに置き換えられるし、貨レも同形式の有蓋車を10両ぐらい繋げただけ・・・。ショボイなぁ、パッとせんのぅ、今回は・・・。初めて参加したのは94年、以降96年、02年と、何回か来てますが、もうかつての勢いがなくなってしまったことをあらためて実感。走れるカマも減ってきたし(旧東独国鉄=DR, Deutsche Reichsbahnは、94年に旧西側国鉄=DB, Deutsche Bundesbahnに併合され、新DB=Deutsche Bahnとなり、いわゆる合理化がスタート)、制御システムが新しくなって、蒸機が走れる区間は減ってるちゅうし、内容が悪くなって、参加者=出資者が減って、さらに内容が悪くなる、という悪循環が見えます。

一点だけ好印象だったのは客車です。ものの見事に70年代の客車を揃えて出してきて、ほぼ完璧でした。Plandampfの思想は、「あの頃よ、もう一度!」なワケで、毎回客車にも拘っているのは承知してましたが、これほど見事に当時の客車を出せるあたり、ドイツの鉄道趣味の奥深さを感じずにはいられません。すごいのが、見事に汚れてるんですわ、この客車が。あいにくカマはピカピカでちょっとアンバランスでしたが・・・。

企画者=Organizerの連中って、当日は調整・連絡・意思決定なんかに忙殺されて、好きな場所で写真撮ったり、列車に乗ったりって、ほとんど出来ないと思うんです。もちろん営利目的でやってるはずもなく、それでも彼らを駆り立てるのは、生き生きと活躍していた頃の姿を今一度目にしたい、という蒸機への情熱でしょうか。今回の内容そのものには、あまり満足していませんが、数々の苦労・困難を乗り越えてイベントを実現させているOrganizerには頭を下げるほかありません。Plandampf、前回02年に訪独した際は「もうこれが最後や」と観念しましたが、オランダ駐在の機会を得て再び参加することが出来ました。「もう一度」はもうないと思いますが、どのような形ででもいいから、この先も続いて欲しいなぁ、と願っています。
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※例によってメインをポジで撮ってて、この写真はブログ用ですんで、ポールがカマの顔にかかってるヘボはご容赦を・・・。

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18201

Author:18201
模型は旧国、撮りは蒸機がサイコーとひとりごちる40歳。子供の服買うかみさんに渋い顔しつつ、いつ作るとも知れぬキットを増やし続ける二児の父。工作スピードが遅いのが自慢。 

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