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銀河モデルのグロベン

年内にもう少し進めたかったんですが、時間切れ。明日より大阪へ帰省しますんで、工作もしばしお休みです。

ランボード後の進捗はたったこれだけ。
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ビジュアル的な変化は大きいですが、まるで大した工作じゃない(笑)。

とは言うものの、直線からズレたり、間隔が不揃いになったりすると、見苦しいことこの上ないんで、油断は禁物。

取り付け位置はボナさんの取説に従ってます。クモハ12×3も同位置と考えて良さそうな感じ。それにしても、あろうことか屋根を切り継いだ12011と12018、思いっきり切り継ぎ線とグロベン穴がガチンコしてしまったのは、我が工作、まだまだツメが甘いと言わざるを得ない。なんとなくコト無きをえたようですが、切り継ぎ線にグイグイ加重かけて穴開けるんは気持ちのええもんではありません。次回は気をつけたいもんです。

小さな工夫ですが、グロベンの胴体が接する屋根の部分はヤスリで軽~く削って平面になるようにしてます。これ省略すると、屋根の曲面と線でしか接しないんでカタカタしよるんやな。おまけに傾いたまま接着してしまうというしょーもないミスの防止にもなります。

グロベンのパーツについては、以前に原口さんに何度か説明してもらいましたが、混用はタブーのようですね。グロベンはワタシ的に穴というか勉強不足で、経済性や入手の容易さなど、どこのがベストという結論が出せていません。特別に銀河モデルのシンパというわけではないんですが、先を見越して買った在庫がそれなりにあるもんで、今回はこれで統一しておきます。


さて。

いつもお立ち寄りいただいているN工作系(and/or)旧国好きの皆様、今年一年、一向に進まないブログにお付き合いいただき、ありがとうございました。オランダから戻って以降、思ったように時間が取れないことが多く、更新も滞りがちになってしまいましたが、どうにか続けてこれたのも皆様のアクセスのお蔭です。新年も引き続きご贔屓のほど、よろしくお願い申し上げます。

それではどうか良いお年を!!


※来年中には絶対完成させるゾ!


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クモハ12×3のランボード加工

でもってキッチンのキットから作ってるクモハ12×3のランボードです。

簡単な018から。
ボナのキットに入ってた(多分)パーツを使います。
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Tomixのパーツと姿かたちが似てますね。 ところでTomixのものもそうなんですが、このランボードの埋め込み用の足って、皆さんちゃんと屋根に穴開けて埋めてます? どうせパンタ台の部分で固定できるんやから、とこれまでは切り落としてしまってましたが、ホワイトメタルの立派な足なんで、今回に限りちゃんと埋めてみました。

ちなみに、GM屋根のランボード足、もしかしてそのまま使えるかも、と思って、そのまま残してたんですが、
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ちょっと無理があるな。

ってことで、モールド足を削って、ランボードパーツの加工。っといっても真ん中の足を撤去するだけ。
018rb2.jpg
かんちんプー。
そして見事なほど、屋根のカーブと足の底が合ってます。さすが!です。
が、ブログ書きながらあらためて芝生さんの写真を見ると、カバーがランボード断面とはツライチじゃなかったり、他方両端はツライチだったり、と、もうちょい加工せんとあかんことに気付きました・・・・。余談ですが、12018はパンタの碍子が上下1段ずつしかなく、PS13では珍しい気がします(関西に残ったPS11に多い)。表現したいけど、ここは男らしく諦めましょう(笑)。

クモハ12011は比べ物にならんほど面倒で、前にも少し書きましたが、4本の帯板で自立する珍しいタイプです。あまりいい知恵も浮かばんので、まんまやってみます。
011rb1.jpg
Tomixのパーツの足を削り、プラの帯板をみじん切りにして、長さが合いそうなやつを瞬着でイモ付けしたところ。足は見かけ倒しで、ランボードを支えることは期待してません。
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見た目も強度面もお粗末な限りで、正直気に入らんのが、拘りだすと泥沼なんで、これでヨシとしてしまいます。

最後。クモハ12032。これが一番厄介。12011と同じタイプですが、田中さんの「旧型国電の記録」の画像(沿線編)をよく見ると、明らかにランボードがパンタ台と離れて独立してます。12011と同じようなプラの足を屋根に接着するだけでは、とても自立出来そうにないし、かといって金属製の帯板を埋め込むのはあまりに手間やし。

で、折衷案ってことで、真鍮線の足を埋め込んで、歩み板部分を乗せることにしました。
032rb1.jpg
銀河の17m車パーツセットに入ってる板を使ってみます。鉄コレ用に塗装されたものが出てますよね。実車に網目のすべり止めが施されてたのかどうか、甚だ怪しいのですが、ええアクセントになる、とポジティブに考えましょう。

足のケガキ。
032rb2.jpg
鉛筆の×印を付けましたが、めっちゃフリーハンド。細かい作業をしつつ、性格は大雑把なもんで・・・・。

0.3ミリを挿します。
032rb3.jpg
写真には写りませんが、金属ニッパで切断した跡は、ヤスリで上部断面が平面になるよう整えてます。ただでさえ接着面積が狭いっすからね。

接着してませんが完成予想図。
032rb4.jpg
まずまず、かなぁ。もう少しパンタから離れててもよかった気がしますが・・・・。

実車の帯板の足とは明らかに異なる形状なんですが、
032rb5.jpg
妙な細密感が出て、結構気に入ってたりして(笑)。

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ボナファイデ クモハ11 ランボードの加工

メリー・クリスマス!です。

久々の工作記事、いきなりですが、
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皆にパンタ載せました。

例によってタヴァサのパンジーを使ってケガいたんですが、5両いっぺんにやって気付いたことはTomixのPS13を使う場合、ケガいた場所より内側に穿孔した方がよろしい、っちゅうことです。同パンタは、恐らく逆さにした時にスルリンッと落下するのを防止する目的で、4本の脚が内側に向くクセが付けられてるわけですが、パンジーの罫書き場所でストレートに開けると、パンタ台で脚の上部が垂直に強制されるせいもあって、いくら押し込んでも、ヌーーッ、とパンタが浮いてきよるんですな。
ま、わざわざ穴を埋めずとも、針ヤスリで広げりゃ済む話ですが。

で、今日のお題はランボード。悲しいかな、Tomix付属のモノをそのまま使えるのは一両もありません・・・・。

クモハ11117は、原口さんが分析するところの2脚カバー付き。パーツの足の部分を削って、プラ材から屋根のカーブに合わせたブロックを切り出します。
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4個の足をそれぞれ整形するより、1ブロックで寸法出して4個に切り出す方が速いやろ。相変わらずオレ、頭いいよなー、と自惚れるのも束の間、1ブロックの状態でも指先で保持してヤスリで整形するには十分小さく、結局、
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全然寸法出ないまま接着(笑)。足部分の長さが左右で違いますが、見逃してやって下さいませ。

なんだかんだ言って、一番手間なのは底部を屋根の曲線に合わせることで、
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このへんで勘弁してやって下さいって感じ。


お次。
クモハ11211。
カタチはTomixのパーツと全く同じ細い3本足タイプで、嵌めてみるまでは、ヤッター、まんま使えるやん♪ と思ってたんですが、
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中足浮きまくりという罠。
そらそうや、屋根カーブの曲率が全然違うねんもん。
さすがにこれを放置するわけにもいかず、
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元の足を切断、プラ板で新設っす。接着してから整形、ついでに両脇の足も、長さ不足で円柱状の差し込み部が露出してるんで、瞬着盛って整形。

ブログやられてる方、時々ありません?! 写真撮ってからヘボに気付くっちゅうか、出来たつもりが出来てないという、
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奥の足、浮いてまっせ・・・・。もそっと手前と中足を削り込まんとアカンようで。

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「電車の時代 partII」 鉄道ジャーナル 81年8月号

オマエそろそろ工作記事書けよ!、と自分でも思うわけですが。近頃輪をかけて進捗が悪く、ブイブイ進めてる皆さんが羨ましい・・・・。

ってわけでこちら。
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いかつい顔のクハ68403。ホロ枠周りのディテールアップにお役立て下さい、と言いたいところですが、Nでこんな留め具とかホロ枠の横のテスリとか表現するんは無理やと思います・・・・。テスリ関係も実際はHのカタチになってて、いわゆるヒゲ付きのテスリパーツとは形状が違うわけですが、これも表現不可ですわな、実際。

で、本の話ですが、
飯田線の乗車ルポ (豊橋5:51発1221M)
配給電車添乗ルポ (クモル145+クル144)
健在なりロクサンの残党 (荷物・郵便・事業用車)
ってな内容です。何気に弘南鉄道の転入車の記事も面白いです。

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既に営業用の旧国は飯田・富山港・可部・鶴見・小野田のみになってた時代ですが、73系の荷郵電・事業用車はほとんど廃車もなく元気だったんですね。この類の車両を真剣に追い掛けたって話はあまり聞かない気がしますが、模型的にはいいアクセントになって魅力的な存在であります。

なにわさんじゃないですが、これでワタシが所蔵している鉄道ジャーナルはおしまい(笑)。教えてもらった80系の特集は面白そうなんで、探してみよっかな。

お次は工作記事書きますさかい。

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「最後の旧型国電」 鉄道ジャーナル80年12月号

工作も進めてるんですが、この際まとめてご紹介した方がええかも、と思い、もうちょっとお付き合いのほどを。
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あらためて見ると表紙の特急電車もカッコエエもんですが(それにしても「ラィラック」ってどないして発音するんじゃ?!)、旧国本の話。

77年には両手じゃとても数えきれなかった旧国が、仙石(アコモのみ)・南武(支)・鶴見・身延・飯田・大糸・富山港・福塩・可部・宇部(小野田)のわずか10カ所になってしまってる、っちゅう話であります。長くやっておられた方にしてみれば、いよいよ終焉の感を強くされた頃でしょうか。ちなみに翌81年3月に福塩・宇部、7月に大糸、8月に身延、とそれぞれ105系・115系に置き換えられることになり、全廃まで秒読みの状態だったわけですが、当時クモハ42がその後20年以上生き延びると予想出来た人は恐らく居なかったでしょう。

特集記事では各区の配置表や車両紹介、カラー写真といった「今」の記事に加え、毎度のことながら発達史、さらに63形を取り上げた記事もあり、なかなかの充実度です。

別にこのページが特別にどうや、っちゅうこともないんですが、
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ナナマルさんがHPで語られている通り、ワタシも旧国の王道は半流・貫通・前パンやな、という思いを強くする一枚であります。

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「旧型国電は生きている」 鉄道ジャーナル77年8月号

風邪は長引くし、仕事は忙しなるし、ってことでもう一発いきます。

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タイトルも素晴らしいが表紙も素晴らしい。Hゴム化される前のクハユニ56012が三河槇原のトンネルを飛び出してくるところですね。

どっこい中身も素晴らしく、種村直樹氏のドキュメント列車追跡(大糸線)を含めると、131ページのうち81ページが旧国ネタで、月刊誌の特集としては異例と言っていいぐらいの充実ぶりです。電車史的な記事に始まり、国鉄本社運転局の方の「旧型国電はなぜ消えてゆくのか?」とか、CS5A・CS10の主回路図があったり、「資料・旧型国電の形式と番号を解読する」、「全国版、旧型国電の走る路線」などなど。
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残念ながら車番付きの形式写真は少ないのですが、当時の各区の配置表もあり、資料性も高い一冊です。

旧国は77年・78年に、首都圏・東海道・山陽筋、果ては中央・信越と一気に仲間を減らすことになるわけですが、まさにその直前の特集で、この本をきっかけに旧国に注目された方がどのくらいいらしたのか知る由もありませんが、見れば見るほどこんな時代にバリ鉄したかった、とつくづく思わせる一冊であります。

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旧形国電ガイド

風邪をひいたり、忘年会があったり、ラジバンダリで、スローな工作が輪をかけてスローに。さらに床下機器の枠だ床板枠だの切削ってな地味ぃな工作のせいで、モチベーションもやや低調(笑)。

そんなわけで、ごっつい久しぶり、旧国本コーナー。

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JRR刊 旧形国電ガイド
81年10月1日発行
1,200円
全70ページ 

当時小5だったんですが、お父ちゃんに拝み倒して買ってもらったんですよねー、これ。ワタシにとって非常に思い出深い一冊であります。70ページのうち、写真はほぼ巻頭の8ページだけ、当時鉄道ファンが800円ぐらいだったはずですんで、えらい割高感があるのをお分かりいただきたい。では何故、それこそ毛も生えてないガキがこれを欲しかったのかというと、
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そう、飯田線のダイヤが載ってたからなんです。
この次のページに静トヨ・静ママの運用表があって、静ママの運用を赤ボールペンでなぞったのがこれ。経年もありますが、まあ、手垢と読みジワで、ワタシの手持ちの本の中ではズバ抜けてヨレヨレ。それもこれも毎回飯田詣にお伴させたが故であります。

中年の思い出話はそのうちスキャナを買ってから写真と共にウダウダやるとして、この本、今見てもなかなか面白い。当時在籍した旧国プラス発刊のちょっと前に消えた長キマ・静ヌマ全車の車歴表とか、昭和34年以降に在籍した旧国全車の形式順最終配置と廃車日との一覧とか、旧国置換記録(年代順線区別の廃止記録)など。

お持ちでない方は古本屋なんかで目にすることがあれば是非手に入れていただき、お持ちの方は、久しぶりに本棚から引っ張り出して、当時を懐かしみながらパラパラやっていただきたい。ワタシもこれを書き終えたら、もう一度パラパラやります。

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鉄コレ動力と床下機器

いよいよ師走ですね。何かと気ぜわしくなってきますが、皆さまもご自愛のほどを。

なんと、7両の17m車に取り掛かってから、昨日で1年が経過してしまいました。目標9カ月、正月頃は、7両終わらせてもう一編成なんて言ってましたが、今となっては身の程知らずも甚だしい。富士山で言うなら、6合目ぐらいまでは来てるつもりですが、いずれにせよ、完成はまだ遠いですな。今更焦ってもしゃーない、のんびりやりましょ。

スピードメーター付けました。
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相変わらずちっちゃくて泣けますが、さすがにピンセットで飛ばしてしまう失態はなくなりました。小さな工夫ですが、0.1ミリ大きめのドリルで掘って、ケーブルを先に曲げて台車枠とケーブルを片手で保持しつつ、空いた手でピンセットでつまんだタマを乗せるようにしてます。

実車の写真を見て少々不思議なことに気づいたんですが、クモハ12032は何故か増設側に付いてないようなんです。他の両運車はほとんど付いてるようなんですが、12018も増設側は無い様子。ただ018は正味片運のような使い方をされてたようなんで、さもありなん、なんですが、032はどういうことなんでしょ。まさか増設運転台にメーターが無かった、なんてこたぁないでしょうし。

さて、床下機器を軽くやっつけようかいな、とまずはアテてみたんですが、
PB290002.jpg
なんじゃこりゃ! 枠がモロ見え!

ま、当たり前のことではあるんですが、GMの床に慣れてたもんで、ギョッとしてしまいました。

しかしコレ、どないするよー?!

機器ごとにバラバラにして枠を落とすことも考えたんですが、4両もあるし、おまけに塗装前の洗浄なんかがエライ面倒臭そうなんで、まずは枠を薄くして、
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これだけでは薄くなったとはいえ、まだ枠が露出するんで、フレーム側も、
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薄くすることにしました。

もうね、机の上、すごいことになってます。マスクして作業した方が良さそう・・・・・。


で、工作記事はここまでなんですが、いつものようにwebをウロウロしてたら、こんなん見つけました。

飯田線・・・後編
大田切を発車する「合いの子」
大田切のお立ち台
田切のΩループ
田切のΩループ2

もうね、音がた・ま・ら・ん!!です。
どれも臨の札が入ってますので、静ママへの119系配置が始まった、最後の最後の映像のようです。最後のヤツは、クモハ61入り貫通3連で、こんなの初めて見ました。

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プロフィール

18201

Author:18201
模型は旧国、撮りは蒸機がサイコーとひとりごちる40歳。子供の服買うかみさんに渋い顔しつつ、いつ作るとも知れぬキットを増やし続ける二児の父。工作スピードが遅いのが自慢。 

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