客車急行 「天北」 (上り編)
初めて渡道した88年3月、路線廃止がほぼ確実で最後のチャンスだったこともありますが、小石-曲淵の山越えをはじめ、手つかずの原野を行く姿に魅せられました。
今回は上り編。

曲淵を出たところ。利尻岳、わかりますか?
当時北海道といえばこの人といってもいい著名な方が見事な利尻バックの写真を雑誌に載せて、是非ともそこに辿り着きたかったんですが、結局今もってどこやったんかわからん(笑)。

曇天だろうがガツガツ登るぜ! 暖かい日が続いてバラストが出てきましたね。4両目にハネが入ってます。

これは小石寄り。
たまには山岳区間から下りて、

でも撮る時は登りまくり。敏音知岳バック。これ読める人はなかなかのツウ。
これが一番近寄って撮った写真かも。

寿にて。
曲淵から小石方面に乗って、キハの運転席後部から見てると、サミットを過ぎたあたりで、木がほとんど生えてない異様な山が真正面にババーンと現れるんです。駅からもアプローチだけで2時間はかかりそうやし、斜面も急で躊躇してたんですが、晴れ確実な日を狙って先輩と二人でアタック。登坂中にズボッとはまって頭の先まで雪に埋もれるコワイ経験をさせてもらいましたが、

ワタシの「天北」のベストショットです。
