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歴代の「朝潮」
大関の「朝潮」は、私も現役の活躍を見たことがある現在の高砂親方ですが、関取としてのフルネームは「朝潮太郎」で、4代目の四股名になります。先代の朝潮は1950年代に活躍した第46代横綱の「朝潮」で、オールドファンにとってはむしろなじみの名前です。また、彼が先先代の高砂親方にあたります。初代は明治時代、二代目は大正時代の大関です。
また、「朝潮」は第2次大戦時の日本海軍の駆逐艦としても著名です。「朝潮級型駆逐艦」は昭和12年のワシントン、ロンドン軍縮条約破棄に伴ってそれまでの条約の制限(基準排水量1400t以下)を脱して、基準排水量2000t近くまで拡大して太平洋での作戦行動に十分な性能を与えた形式で、朝潮、大潮、満潮、荒潮、山雲、夏雲、朝雲、峯雲、霰、霞の10隻が建造されました。太平洋戦争の開戦時から各地で活躍をつづけましたが、昭和19年10月25日にスリガオ海峡(フィリピンのレイテ島とミンダナオ島の間にある海峡)で戦艦扶桑、山城とともに撃沈される等、各地で戦没し、昭和20年4月7日に戦艦大和とともに戦没し、10隻全てが戦没しています。「朝潮」は昭和18年3月3日にダンピール海峡(パプアニューギニアのニューブリテン島とうんぼい島の間にある海峡)で荒潮とともに撃沈されました。この「朝潮」は2代目で、初代の「朝潮」は1900年代初頭に建造された初期の駆逐艦で日露戦争に参戦しています。
また、「朝潮」は第2次大戦時の日本海軍の駆逐艦としても著名です。「朝潮級型駆逐艦」は昭和12年のワシントン、ロンドン軍縮条約破棄に伴ってそれまでの条約の制限(基準排水量1400t以下)を脱して、基準排水量2000t近くまで拡大して太平洋での作戦行動に十分な性能を与えた形式で、朝潮、大潮、満潮、荒潮、山雲、夏雲、朝雲、峯雲、霰、霞の10隻が建造されました。太平洋戦争の開戦時から各地で活躍をつづけましたが、昭和19年10月25日にスリガオ海峡(フィリピンのレイテ島とミンダナオ島の間にある海峡)で戦艦扶桑、山城とともに撃沈される等、各地で戦没し、昭和20年4月7日に戦艦大和とともに戦没し、10隻全てが戦没しています。「朝潮」は昭和18年3月3日にダンピール海峡(パプアニューギニアのニューブリテン島とうんぼい島の間にある海峡)で荒潮とともに撃沈されました。この「朝潮」は2代目で、初代の「朝潮」は1900年代初頭に建造された初期の駆逐艦で日露戦争に参戦しています。
原口さん、
相変わらず何でもお詳しいですなぁ! さすがにこのブログで相撲ネタが出たのは初めてでしょうか。駆逐艦の話もコンパクトにまとまっていて、勉強になりました。列車名もそうですが、相撲も戦艦も名前が繰り返し使われていることが面白いと思いました。
相変わらず何でもお詳しいですなぁ! さすがにこのブログで相撲ネタが出たのは初めてでしょうか。駆逐艦の話もコンパクトにまとまっていて、勉強になりました。列車名もそうですが、相撲も戦艦も名前が繰り返し使われていることが面白いと思いました。