国鉄電車回想 III

国鉄電車回想 III
大正出版
著者:巴川享則
1998年12月刊
全152ページ
三部作の三部目、西日本編ですが、身延線や飯田線も掲載されてます。前に模型で再現する時代のことを書きましたが、その点において、こちらの本も、ちょっとワタシ的には古すぎだな。昭和30年代の写真が多いです。模型の資料としては個人的にイマイチですが、買収国電や木造車の写真もたくさん載せられているので、なかなか楽しくページをめくることが出来ます。
時々言葉遣いに現れますが、ワタクシ大阪の人間です。だもんで、実際に目にしたのはほんの一部ですが、やっぱり西日本方面の旧国に思い入れが強いんですよね。模型でも旧国と言えば飯田・身延・大糸が圧倒的に取り上げられる機会が多い(気がする)ので、余計にニッチな西側の車両に目が向くのかも。そんなわけで、同シリーズのIとIIは持ってないのでした。
しかし。この本の中でもっとも心惹かれたのは、カラーページの53007。前面の縦雨樋がなく、運転席窓はもちろん原形で、スカ色の凹み塗り。この姿が一番カッコエエ! 見とれてしまいますねぇ。晩年の姿に拘りたいワタシですが、このクルマはこの姿もアリやなぁ、などと、この本を手にする度に思うのであります。


